Days印度6 | DIVE

Days印度6

2006年1月1日その1


新年、明けた。朝5時半起床。

見事に起きられた・・・のにはわけがある。

インドなのに5時からアザーンが流れ出したのである。


6時に韓国人たちはボートに乗るっていっていたし、

他の日本人たちも繰り出すだろう、初日の出。

ガートに向けて部屋を出る。

ラジャの友人もアザーンで起きていたみたいで、

外に出たいというとニコニコして頑丈な南京錠を開けてくれた。


夜中はよくわからなかった道を進み、なんとかベンガリートラへ。

そしてガートに出た。まだ暗い。

そして見覚えのある人たちはいない。

しょうがないので辺りを見渡せそうなところに腰掛ける。

時折インド人がボート乗らないかと誘いに来る。花を売りに来る。


しばらくして韓国人らがやってきた。

6時過ぎてもドミの日本人は来ないので、彼らとボートに乗ることにした。

ボートに乗り込む直前に少年から花を買った。


ボートは上流に向けて進む。

漕いでいるおじさんがガートに建つ建物の名前や由来を教えてくれる。

ガートに建つ建物は全部マハラジャの宮殿のように雄大だ。

今は古びてくたびれてしまったけれども、

マハラジャたちはそんな建物からこのガンガーを眺めていたんだろう。


しばらくして川の中央のほうに漕いでいく。

だんだん明るくなってきた。

水平線がぼやーっと赤くなってきている。

昨晩もラジャに言われたように、

霧が多いので日の出もこんなものなのかと思う。


思った・・・思った、その後だった。

水平線から真っ赤な電球があがってきた。

初日の出だった。この星に太陽の光が届いたんだ。

ただ単純にうれしかった。

それはあまりにも神々しく、人間世界を忘れさせるような光景だった。

ハツヒノデ