ここだけでは自分の本質を話そうと思います。
これを見ていただけた方はあくまで、一個人としてスポーツの世界のリアルを見る。そんな感覚で見ていただけたらと思います。
応援してくださっている方期待して下さっている方には本当に申し訳ない結果で。すが、これの為に頑張るのか、でも、リアルに向き合うのか、その差だと僕は思ってます。
こんなリアルな現状をここで、告白出来たらなと思い、伝えます。
まず、代表選考会3位でした。
不甲斐ないですが、実はスッキリしてます。
2019年世界選手権シンクロで内定一号を頂いたシンクロ。
実質どれだけ調べあげても海外の選手の動向はわからない。
今まで下にいた選手が気づいたら真後ろにいた。
このリアルを突きつけられた試合でした。
シンクロは本当にチャンスがあり、個人よりもシンクロを最優先すべき戦略と自負し会場で切り替えた結果だった。そこまでは全てうまくいっていた。
だか、個人に関しては、各国1名いい選手がいたとしても、2人はいなかった。のが現状。
世界選手権では、それが覆された。
各国2名世界で戦える選手が出て来ていてシンクロまで組めるまで成長していた。
今、飛び込みは難易度の限界値に辿り着いているといっても過言ではない。
そんななか、難易度が高くてもそれを美しく、ダイナミックに確実に決める選手が出場者60人に対して40人はいる。
そんな中、準決勝に進めるのは18人。
私は、次に進む為死ぬほど努力しても怪我、蕁麻疹、嘔吐。
オリンピックに出ることは凄い。
メダルを取ることはもっと凄い。
でも、ここまで体を蝕んでまで、苦しんでまで取り組む意味、意図を見出すことができなかった。
これが
リアル
身が入らない練習、なぜ上手くいかないのかなぜ上手くいかないのかわからないことへの追及。
完全に壁に打ち当たった。
それはそれは苦しく、答えは出なく試合に。
そこはメディアにはスポットが当たることはなく、成功しなければ注目は浴びない。
スポーツに限らず全てにおいて同じ悩みに直面している人は多いいと思う。
ただ、一つ言えることはスポーツには寿命が短いという事。
時間がない中でメダルに向かい突き進まなくてはならないと言うこと。
人生に置き換えると5分の1程度でしょうか。
そこへの、メリットを感じることができなかったのか現状、リアル。
ただ、出れば正解なのか。
メダルを取れば正解なのか。
脚光の浴び方にはさまざまである。
そんな中で、自分自身の意味のわからない体調と苦悩に対しての価値は、かけ離れていた。
これが今回の結果だったのが結果。
文句を言うのは簡単。
でも、それを実行するのは困難。
ただ、願望と、現実、そして目標、夢、この三、四択のどこを目指すかで、ゴールが決まる。
全て自己満。
何を書いているかわからないくらい複雑ななか生活し、闘い続ける人の中に同じ共感を得てくださる方は多いいと願う。
今回の終着点は。
努力に対する対価。
そこが分からない所に進むのか。
わかっていて進むのか。
全ては結果論。
今回はその対価に気持ちがつながらなかっただけである。
私は、やるならメダル。
4位から100位まで同じと言う考え。
ならシンクロ一本で全勢力を。
この気持ちから今回上手くいかなかった理由だと言い切れる。
この文を見て、共感してくださるかた、批判するかた、評価してくださるかた。
様々な意見を真剣に受け止め。
限りある。
一人一人の選手には、人生一回しかない全ての試合に向き合える、立ち向かえるコーチになるべく、自分を実験台に置き換え、様々な経験ができたらと思う日々である。
これが私の本心。
コーチの実験で選手1人の人生を棒に振るのはおかしすぎる。
そんな世界をなくせるスポーツ界にしたい。
これが、夢、空想でもいい。
誰もが、口にしない。
これが
リアル
だと思う。
私は、完璧か、敗北。
結果はそれだけ。
だと思っている。
その勝ち組になるべく。
この飛込界を最強の組織に作り上げていきたい。
そんな気持ちに変わった選手生活でした。
シンクロで東京オリンピック内定を頂いています。
世界選手権では予選2位
決勝では7位でしたが。
東京オリンピックでは8チームしかでれないシンクロで最低でも入賞。
一発決勝の、シンクロに全てをかけ、誰もが期待できるシンクロでのメダル獲得に全勢力をかけ、取り組む覚悟が出来ている。