昨晩からずっと雨が降り続いてる
スイス、ローザンヌです。
昨日の誕生日会の後、
ションのファミリーで一番成功
したと思われる、ションのおじさん
の新築の家を見に行った。
スイスの人は静寂さや景色の良い所
を選ぶ人が多い気がする。
やっぱりレマン湖が一望できる
高台の場所に３階建てのモダンな
建物が建っている。
テラスから見た景色
テラスの一部。
３億円以上するんだって。
いったいどうやってお金稼いでるの？
ってションに聞いたら、僕も良く知らないから
君が聞いてくれって言われた。
う～ん聞けない。
このおじさん、自家用飛行機も持ってる
しかも昨年仕事は５０歳を前にリタイヤした
のに、この家！
他の親戚の
皆さんも、良い車をおもちで。
２部屋のトイレシャワー付きゲスト
ルームと、
夫婦の寝室はそれぞれにシャワールーム
とトイレ洗面台が置かれ
一人娘にはは子供用のバスルームが
ある。
彼女は１３歳、関係ないけど
日本の漫画が好き。
泊ってちょうだい。
と言われたが、お姉さんだけ
泊る事に・・・
私たちは約束していた
ソレイユに何回も来た事の
あるお客さんの家に泊ってます。
普通の家の食事なのに、こうやって見ると
おしゃれ。
メロンに生ハム、
ここはロザーンヌの街を一望できる
高層のフロア、このビルはもう７０年
以上立っている。
こっちでは古い家って歴史があって
人気。
テラスからの景色,やっぱり遠くには
レマン湖が・・・
中は改装を重ねて使いやすく、
きれいになっている、地震が無い
という事なので、こういう石造り？
コンクリート？の建物？
はすごく長持ち。
気密性もあり、中はすごく温かいし
広～い。
すべての窓は２重サッシ
もちろんゲストルームがある。
夜このいえから見えるライトアップされた
教会
この夫婦だけでなく、ションの親戚も
他の友達も、はじめて行くお客さんの
家に泊る時も。
今の所例外なく合いカギをくれる。
そして昼間は皆仕事に行ってしまう。
その間は勝手に使ってくれというのだ。
冷蔵庫も勝手に開けてなんでも食べて
テレビもビデオも
電話もインターネットもなんでも好きに使って。
シャワーだって好きな時に浴びて良い。
洗濯だって洗濯機と乾燥機を勝手に使って
洗濯物は外に乾さないのだ。
皿を洗うのだって、皆が知ってる食器
洗い機がある。
コーヒーだってこういう家は皆エスプレッソ
マシーンがあるから、勝手につかえる。
だいたいどの家でも似たような機械で
統一されているからスイスの人なら
誰でも使える。
そして必要な物があったら言ってね
とまで皆言う。
何を隠すでもなく、書斎の書類はそのまま
だしてある
ゲストルームのある家は裕福な人ばかり
なので、家はだいたい綺麗
掃除に来てくれる人がいるからだ。
一つだけ皆が言うのは出かける時は
戸締りだけちゃんとしてね
という事だけ。
ゲストを招くのは、スイスの人には
楽しい事のようだ。
日本だとこうはいかない。
私の場合は家もせまいので、
友達が来ると
同じ部屋に布団を引いて寝る。
風呂だって夜入る。
食事も作ってあげる、
だいたい自分のいない時は呼ばないし
合いカギを渡すなんて、あまり考えない。
自分の持家じゃないからね
子連れで泊りに来た人はいないが
子供を連れてこようもんなら、
この部屋は壊れ物を入れてあるから
入らないでとか、
夜は近所迷惑だから早く寝かせて
とか色々うるさいに違いない。
冷蔵庫はあまり開けてほしくないし
電気だって使わない時は消してね
なんて言ったりしちゃう。
なんだか、みみっちい(これって死語）
ケチくさいって事。
スイスってすごく物価が高いから
貧富の差はかなりあると思うんだけど
私たちが泊る家は、上の方の人なので
あまりお金にはうるさくないんだよね～
困ってないから皆やさしい。
人の事を考えるゆとりがあるんだなぁ
きっと。
最初の方の写真に並んでた車
ＢＭＷのオープンカーを出す時に
他の親類が、家の持ち主のおじさんの
ポルシェに前からちょこっと追突したんだけど
顔色一つ変えない。
お金はないが気持ちに余裕のある所は
見習いたいものだ。
家を建てる時はゲストルームを必ず作ろう
建てれるかはわからないけど・・・・・