読書感想文 | 雨ニモ負ケテ風ニモ負ケル

雨ニモ負ケテ風ニモ負ケル

でも晴れた日には歩きたい

会社の同期におもしろい奴がいる。
なかなか頭が切れて問題解決能力があるんだけど、
育ちと学歴はあまりよくない。

最近、そいつと読書感想文のくだらなさでえらく意気投合した。
以下、いかにくだらないか説明。

基本的に読書感想文の結論は三つだけだ。

・感動しました。僕も~(主人公)みたいになりたいと思いました。
・この本に出会って、今までと考え方が変わりました。
・悲惨な戦争を二度と繰り返してはいけないと思いました。
(戦前はこれが「お国のために戦って死にたいと思いました」になっただろう)

後は帯と「おわりに」から適当に引用して中身を埋めるだけ。
たまに親が気合を入れて書いて、子供が賞をもらったりもするが、
書いてることは上の三つに化粧したようなものだ。

読書感想文では子供の正直な感想はたいてい評価されない。
例えば
・つまらなすぎて、読むのも苦痛だった。時間の無駄だった。
・作者はこう言ってるが、間違ってる。自分はこう思う。
・~ページの挿絵が好きだ。
・零戦にのってみたいと思った
こんなことを書いたら、おそらく感想文の評価を下げられるだろう。
ひどいと国語の成績が下がったり、
内申書に反抗的だとか極端な思想を持っていると書かれるかも知れない。

つまらない課題図書を読ませて、大人の期待通りの感想文を
書かせたら子供は本が嫌いになってしまう。
人に合わせるだけで、自分の考えのない薄っぺらな人間が量産される。
読書感想文なんて、くだらない茶番は今すぐやめたほうがいい。

という結論にいたった。
でも今、保護者がこんなこと先生にいったら
「モンスターペアレント」にされるんだろうな。
ちなみにそいつは毎回「つまらなかった。糞だった。俺ならこう書いてやる。」
そんな具合に書いてたそうだ。そんなだから国語の成績は散々だったらしい。
だがそいつは本が好きでよく本を読むし、日本語能力もひくくない。
僕は毎年、十五少年漂流記の同じ感想文を提出してた。
国語の成績はとてもとてもよかった。残念ながら日本語能力は‥
感想文も世渡りの学習だと思えば意味あるかもね。