テヌータ・ディ・トリノーロ 2011
のご案内です。
イタリア、トスカーナ、シエナ。
品種 カベルネ・フラン90%、カベルネ・ソーヴィニヨン6%、プティ・ヴェルド4%。
(例年20〜80%メルロが入っていましたが、メルロが入っていないのは2000年ヴィンテージ以来で理想的なカベルネ・フラン主体のヴィンテージで、後のち語り継がれるだろうと云われています)
イタリアワインの"鬼才"と呼ばれるアンドレア・フランケッティ氏がワイン不毛の地と呼ばれていたトスカーナ州南東部(シエナ県モンテプルチャーノの南)サルテアーノの荒地を訪れたのは1980年頃の事。この地を一躍最高のテロワールをもつ銘醸地と評価させた伝説的なワインです。
収穫は多いときで40回に分けて行い、房単位での糖度管理がなされ、徹底的な畑の管理から収穫時期、醸造に至るまで完璧に徹底され圧倒的な果実味のワインに仕上がっています。「一流のボルドー・ワインに匹敵する」と言われ、さすがボルドーで学んだフランケッティらしいスタイル。
ブドウの樹1本から5房のみと言う低収量で、ha当たり18hl。「土地のバランスが崩れる」と言う事で化学肥料を一切使わず、堆肥も殆ど使用しない畑の手入れでもイタリア最高峰のひとつ。
発酵はステンレスタンクにて何十回の収穫に合わせて別々で行われ、オーク樽にてMLF、新樽バリックにて7ヶ月熟成後、セメントタンクにて6ヶ月熟成。
輝くクリムゾンレッドの色調、ブラックベリー、チェリーのコンポート、スパイス、タバコの奥深い凝縮感のある華やかな果実味は複雑で濃密、バリック由来のバニラやミントのニュアンス、繊細かつ綺麗な甘みを伴うタンニンがヴェルベットの舌触りの魅力的ワインです。
年間 7,080本。
PP 96P。
ヴェロネリ 青のスーパー・3つ星 96P。
ガンベロ・ロッソ 2グラス。
エスプレッソ 4ボトル。
