シャトー・カントメルル 2012
のご案内です。
フランス，ボルドー地方,オー・メドック(マコー村) 5級格付け。
品種カベルネ・ソーヴィニヨン47%,
メルロ43%,カベルネ・フラン7%,
プティ・ヴェルド3%。
魅惑的な「眠れる美女」とも称される、メドック地区最南端で、5級でありながら3級の実力と評価をもつシャトー。
87haある畑の大部分はグラーブ地区と非常に近く、珪土質砂利土壌で平均樹齢は40年以上。
(3級のシャトー・ラ・ラギューンに並んで最良の場所にあります)
フレンチオーク(新樽50%)にて12ヶ月熟成。
リッチでしなやかな果実味が鮮烈で、華やかな熟したプラムのブーケが素晴らしく、キメの細かいタンニン、少し若目の酸、引き締まったミネラルと革の香り。
WA 88P。
1855年ナポレオン3世によるメドック格付けに一度は漏れましたが、当時、ボルドーのクルティエを通さずに直接オランダと取り引きされていた為、クルティエ達が販売価格を知らず、オランダでの評判が高く、他の5級格付けの物より実際に高値で取り引きされていた事で、1855年パリ万博の期間中に追加格付けされた逸話をもつシャトー。
(変更がされたのはこのカントメルルと、後に1級に昇格したシャトー・ムートンのみ)
