“セルピコ” 2010
イルピーニア・アリアニコDOC
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ のご案内です。
イタリア、カンパーニア州、イルピニア地方。
品種アリアニコ。
古代ローマ時代からワイン造りが盛んであったカンパーニア州内陸部イルピニア丘陵地帯、特にグレゴリオ教皇(AD590〜604)はこの地帯のブドウ栽培を奨励し、ワイン造りの伝統を築きました。
その偉大なグレゴリオ教皇に敬意を表して、1986年にフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ(聖グレゴリオの領地)は、現代的でモダンなワインをイルピニアから造る事を理想に創設しました。
現在カンパーニア州，アヴェッリーノ，ソルボ・セルピコに300haの自社畑、地元長期契約農家の畑300haを所有する南イタリアを牽引するカンティーナで、世界40か国以上に輸出しています。
このアリアニコも古代(紀元前8世紀頃)にギリシャ人が移植したブドウの樹で、Hellenico(ヘレーニコ・ギリシャの)に由来します。
樹齢は100年を越す古樹、畑は海抜350〜400mに位置し、10月中旬から下旬に手摘みされ、ステンレスタンク発酵、MLF(マロラクティク・乳酸発酵)は木樽にて。
フレンチ・オーク樽にて18ヶ月熟成。
瓶内熟成は最低8ヶ月。
濃いめの輝きのあるルビーの色調、チェリーやリコリス、甘味のあるスパイス、カカオのニュアンス。
樽由来の少し焦がしたような感じ、滑らかなまさにビロードのような味わいです。
