浜名湖畔のかんざんじ温泉にある、
大草山昇竜しだれ梅園へ行ってきました。
ちょうど見頃の、想像以上に素晴らしい、しだれ梅。

にわか雨もちょうど晴れた、ポカポカ陽気の小高い山で
甘い香りの梅に囲まれていると、不思議な気分になりました。


来場者に「神様、今日ここに来れてよかった、ありがとうございます・・・」
とおっしゃっている方がいらして、
ああ、言いたくなる気持ち、とても分かります・・・と
心の中で私も一緒に感激していました。





舞台を観るような、素敵なひとときでした。
今が満開、おすすめです。


コンサートへ行く時の一つの切っ掛けとして、
自分が何かを掴みたくて仕方がない、という理由の時がありますが、
まさにその何か、をくれたコンサートでした。
私の座席上、(最前列、背中や指が見える左手)
音がダイレクトに飛んでこないのもありますが
演奏の細やかな秘密を見る(聴く)ことができました。
一番最初のシューマンでは、各声部の色が絶妙でした。
メロディの持っていき方や感じ方は
私が最近たずさわったクラリネットの方々と一緒に勉強してきたそのもので、自信と確信を得たのと
インターメッツォの素晴らしい音楽性には、涙が出てきました。
ともすれば音の洪水になってしまうシューマンを、こんなに柔らかく円やかな音で聴けたのは、本当に嬉しく思いました。

それからプログラムの曲目解説をしていらっしゃる
音楽ジャーナリスト、上田弘子さんのプログラムノートで
「ショパンを『ピアノの詩人』とはよく言われるが、私は個人的に、シューマンの方が相応しいキャッチのように思う」
と書かれた文章に、思わずウンウン、と頷いた次第です。
続くグリーグも、なんともポエティック。
プロコフィエフも、全く力みが無く、それでいて、ふくよか。
ブラボーも鳴りやまず、最後のアンコールは次の2曲。
・ショパン エチュード op25-1
・ショパン エチュード op25-12
なぜわざわざ難しい曲を、、、と思ったら
9月に行う東京文化会館でのコンサートの伏線でした。
また是非彼の音を聴きに行きたいと思っています。


プロコフィエフの5番のみipadを。
休憩中に、自分の座席から撮影した写真。
リリスホール、初めて行きました。
300席という、室内楽に快適な大きさ、その割にはとても天井が高く、
前の座席でも美しい音の回り方をしていました。
近くにこのような、文化レベルの高い催しを集めるホールがあり、本当に嬉しく思います。

やはりライブは良いですね・・・。
音楽を勉強する方々は、どしどしコンサートを聴いてほしいと思います。