初代MOTHERの「マジカント」についての考察 | Seileen Selia official blog「まおうSeliaの世界征服計画!」Poweed by Ameba

初代MOTHERの「マジカント」についての考察

出演情報の告知以外書くのは久しぶり☆

今日は、とあるファミコンのゲームソフト「MOTHER」についてお話しましょう♪

MOTHERはドラクエ2と並んでワタクシの最も好きなゲームに入るソフトです。

MOTHER2、MOTHER3も出ていて、どれも名作揃いですが、
今回お話するのは初代「MOTHER」事。

さて、基本的にはクリアーした方向けの内容になり、多大なネタバレ、
物語の核心に迫る内容がありますので、
未プレイの方は見ない方が良いと思われますwww










さて、MOTHERをクリアした人ならおなじみの「マジカント」。
あのどピンクの世界ですねww






最近ふと思ったのですよ。
マジカントの語源ってなんだろうな?と、、、

英語のスペルでは「Magicant」と書かれます。
(実はmagicuntと言う話もありますが、それは後ほど)

マジカントはクィーンマリーの統治する幻想の世界(マリアの精神が生み出した世界)の訳ですが、
「Magic」と言うと魔法ですね。

「ant」、、、アリではありません。
これはワタクシの個人的見解ですが、ラテン語の「cant」、
すなわち「歌」と言う意味と考えるととてもスッキリと行くのではないでしょうか??

クリアーした皆様はご存じだと思いますが、ラスボスのギーグを倒すには、
集めた8つのメロディーで「うたう」のコマンドを使う必要があります。

このエイトメロディーズの曲こそ、ギーグが幼い頃に子守歌として、
主人公の曾祖母「マリア」から聞かせられていた音楽な訳で、
7つのメロディーを集めた時点で、マジカントへ強制ワープとなり、
クィーンマリーは全ての記憶を取り戻します。

クィーンマリーは、自分が「マリア」であること、
ギーグに子守歌を聞かせてあやしていた記憶を取り戻します。

そして主人公に最後の8つ目のメロディーを託すと、マジカントと共に消えてしまうのです。





しかしマジカントは本当に消えてしまったのでしょうか?
もし「Magicant」が文字通り「魔法の歌」ならば、
8つのメロディーを揃えた事によって、「マジカント」と言う存在は、
消えたのではなく、主人公達の力として宿ったと言う様な気がします。

マリアはもう自ら「ギーグ」に子守歌と聞かせてあげる事はできません。
だからこそ、主人公達にその役目を託したのかも知れません。


「そう・・・・そう、このうただった。
ああ・・・・ギーグ・・・・
ほんとうの こどものように
かわいがったのに・・・・
しっぽを ふってた
あかちゃんだった・・‥
こもりうたを‥‥でも‥‥ 」


クィーンマリーの最後のこのセリフがとても印象的ですね。

余談ですが、マジカントに入るための必須アイテム「曾祖父の日記」に書かれている暗号、
「かみのしっぽはどこにある あまかけるふねのわすれもの」

何の事やら正直さっぱりですが、クィーンマリーのこのセリフを聞くと、
「神の尻尾は何処にある? 天翔る舟の忘れ物」
神の尻尾=ギーグ
天翔る舟=マザーシップ
かなと言う感じがしますね。

つまり、宇宙船から取り残されたギーグは何処にいる?
って事なのかもです。

ギーグも独りぼっちで寂しかったのかもしれません。

そんなギーグにとってマリアは間違いなく「MOTHER(母親)」だったのでしょう。

マジカントで手に入る「めのうつりばり」は、現実世界で使うと、
いつでもマジカントに帰って来られると言うアイテムですが、
瑪瑙(めのう)の石の意味である「癒し」を考えるとこれも凄く納得できますね。

マジカントは、母親としてのマリアが、荒んでしまったギーグの心をどうしても癒したい。
そんな心の想いから生まれた「魔法の歌」を司る精神世界なのかもしれません。


最後に、冒頭に書いたマジカントのアルファベットの綴りの「Magicunt」説は、
「Cunt」の女性器と言う意味、またマジカントの全体マップが女性器を模した物であると言う事から言われている様です。

主人公達が現実世界からワープして来る世界がちょうど赤ちゃんの生まれて来る場所に位置しますね。
実際にどうなのかは分かりませんがww

久々の雑談ブログでしたwww