『冥府の軍勢』

「お前 面白い筋肉のつき方してるな」

「人間がでかい剣を持って 俺たちと同じ闘い方をしてたらつくかもしれねーってな筋肉のつき方だ」

ラキは男覚醒者のクロノス、ラーズに話しかけられる。

クロノスたちは、ラキの剣の師がイースレイだと知って驚く。

「イースレイは戦士の初代ナンバー1…当時の最強の戦士だった男さ」

イースレイは自らの意思で覚醒し、クロノスたちの始末をつけるつもりだったのでは?と考えるクロノス。

「だが そんな意識を根こそぎ変えるのが覚醒というやつだ」

「北の戦乱で多くの覚醒者を処分したのは その時のなごりなのかもな」


そこでラキはイースレイが組織の兵器によって死んだことを知る。

「おやおや時間切れだ」

戻ってくるミリアたち。

「あの深淵を超える化物の事 知っているのか?」

と、最後にプリシラのことを問うクロノス。

無言になるラキ。

「我々は我々の意志で あの深淵を超える者と闘うつもりでいる」

ミリアはクロノスたちに闘う意志を伝え、ある提案をする。

「向かってくる深淵の者(カサンドラ)… そいつの目を覚まさせる」

「目覚めた深淵をそのまま奴(プリシラ)にぶつける」

「そして我々の力… そこにまた他の大きな力が加われば奴を倒せる可能性は更に上がる」

「つまらねー話じゃねーが くだらねー話だな」

「本気でうまくいくと思っているのか」


「倒せる可能性はゼロじゃないということだ」

「この可能性は このメンバーでしか成し得ないという事実だ」


仲間の耳には入れるという一方、ミリアたちの力次第というクロノス。

「タイミングさえあれば お前はこの場にいる誰よりも 奴に対して強力な刃になるかもな」

と、ラキに言い残し、クロノスは去る。

「目的は東より接近する深淵の者 おそらく塵喰いの異名を持つ元ナンバー1…」

「名をカサンドラ 組織が蘇らせた最後の深淵の者だ」


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カサンドラを眺めるダーエとルヴル。

「目的の地はこの先… おそらくラボナか…」

「最強の化物共の集う場所がこの地最大の聖なる都とは 実に興味深いな」


と、ダーエ。

謎の歩く下半身。

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切断面からにゅるにゅると出てくる何か。

アレ?リフルっぽい!?

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「なんだこの妖気… 西の深淵…? だが奴は…」

妖気に気づく覚醒者たち。

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「西の深淵に近い… 別の何かだ…」

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プリシラの過去判明。

プリシラはどうやったら倒せるの…?

今月は25巻発売!

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