今日はママに質問します!
プレクラス以上では、毎回 一人ずつ前に出て 先生の質問に答えてもらっています

先日「部分をほめよう」の記事を書きながら、「そうだ!」
とひらめいたことがありました

年少クラスは9月の発表会に向けて母子分離(ママは部屋の外に出ていってもらいます)をしようとしているのですが、あるママさんが1レッスンフライングして 「今日からママはレッスンにいないからね。」とお子さんに伝えたら、「リトミックいきたくなーい」と レッスン室の前で泣いてるYくんを発見





その時 ママと離れることって そんなに子どもにとっては辛いことなんだなあ、と改めて思いました。
でもだからと言って、母子分離をやめるわけにはいかないので、少しでも みんなが自分に自信をもってもらって「ママがいなくても大丈夫なんだ!」という気持ちを持てるように 、いつもの質問の時間に
「今日はママに質問しまーす!」
と提案しました。
質問の内容は
「お子さんのステキなところを一つ教えてください

」



です。
もちろんママもお子さんと一緒に前に出てきてもらって発表します。
いつも お子さんに「なんで前に行けないのー!」と思っていたママさんも、いざ自分が発表となると「緊張しますねー」とおっしゃっていましたよ。
お子さんのいつもの「ドキドキ」する気持ちも分かってもらえましたね

発表してもらう前に約束ごとをいくつかお伝えしました。
このレッスン日から日数経ちすぎて 忘れちゃいましたが(苦笑)、ひとつだけ覚えてます。
それは「言い切ること
」

です。日本人はなぜか身内を人前で褒めるのに抵抗があります。なので笑ったり、「〜かな?」と 曖昧にごまかしたりすることがあります。
でも、それではお子さんには100パーセント伝わりません❌
人前だろうが、お子さんのステキなところは、堂々とママには言って欲しいのです





自慢と思われる?!
自慢と思われても、全く問題ないとは思いますが、私は今回の質問は、我が子自慢するためにやるのではなく、お子さんのステキなところをママがきちんとお子さんに伝えることに意味があるのです

みなさん、お子さんのステキなところを発表してくださいました

その時のみんなの表情が とてもよかったです





ママにやってもらったことは、コーチング用語で「承認」といいます。「自慢」でも「褒める」でもありません。
世界で一番大好きなママに 認めてもらうって、これほど子どもにとって嬉しいことってないと思います





お子さんの手をとって、まっすぐ目を見て発表してくれたOちゃんママ

発表終えた後、嬉しそうにママに寄り添うK君





私は リトミック講師ですが、こういう子どもたちの表情が見られた時、すごく嬉しいです

話は戻り 年少さんですが、この発表が効いたのか、前回大声で「リトミックいきたくなーい!」と言っていたYくんも、その他のお友達も 全員が泣かずに母子分離レッスンできました





Yくんにいたっては、ママがいないことには全く気にせず、むしろいつもより張り切ってレッスンに参加してましたからね





ぜひお家でも 「○○ちゃん、○○くんの こういうところ、とってもステキだね」と 伝えてあげてくださいね
