サービス業では、チームでお客様を迎えることが欠かせません。

 

だからこそ、チームをまとめるリーダーの存在はとても大切です。

 

でも、ここで少し考えてみたいことがあります。

 

リーダーとボスは、同じなのでしょうか。

 

自分が考える方向へスタッフを動かし、指示を出し、チームとして結果をつくる。

 

それも、組織には必要な役割です。

 

一方で、スタッフ一人ひとりの力を引き出し、それぞれが自分で考え、動ける状態をつくる。

 

そんなリーダーもいます。

 

特にホスピタリティの現場では、この違いが意外と大きいのではないかと思います。

 

お客様の目の前では、マニュアル通りにいかないことがたくさんあります。

 

予定にはなかったお願いをされたり、少し困っているお客様に気づいたり、スタッフ自身がその場で判断しなければならないこともあります。

 

そんなときに必要なのは、細かな指示を待つことではなく、自分で考えて動ける人です。

 

だからこそ、リーダーには「任せる力」が必要になる。

 

でも、任せるためには、リーダー自身にも軸が必要です。

 

何を大切にするのか。

どんなサービスを目指すのか。

お客様にどんな時間を過ごしてほしいのか。

 

そこが曖昧なまま任せてしまえば、チームは方向を失ってしまいます。

 

反対に、自分の考えを押し通してしまえば、今度は「任せる」ことができなくなる。

 

この境目は、案外難しいものです。

 

人手不足や生産性向上が求められる今だからこそ、リーダーの仕事は「管理すること」だけではないのかもしれません。

 

スタッフの小さな変化に気づくこと。

 

失敗してから叱るのではなく、失敗しにくい環境をつくること。

 

そして、その人が自分の力を発揮できるように支えること。

 

スタッフが安心して考え、動ける現場だからこそ、お客様への自然な気遣いも生まれていく。

 

ホスピタリティは、マニュアルだけではつくれません。

 

だからこそ、人をどう動かすかではなく、人がどう動ける環境をつくるか。

 

リーダーには、そんな視点も必要なのだと思います。

 

本編では、「リーダー」と「ボス」の違いから、スタッフに任せることの難しさ、そしてホスピタリティにつながるリーダーの役割について、もう少し考えてみました。

 

「任せているつもりなのに、なかなか任せられない」

 

そんな経験がある方にも、ぜひ読んでいただきたいテーマです。

 

 

 

 

 

 

note

 

 

この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。

 

無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
 

もしよければ、のぞいてみてください。

 

▶︎ note「まちと旅を考えるノート