ホテルや飲食店で働いていると、世の中の時間と、自分たちの時間が少し違うと感じることがあります。

 

お客様が夕食を楽しんでいる時間に、スタッフは働いている。

 

お客様が帰り始めるころから片付けが始まり、店を閉めるころには、多くの人が家でゆっくり過ごしている。

 

サービス業では、そんな時間のずれが当たり前にあります。

 

でも、そのずれは仕事の中だけでは終わりません。

 

家族との時間や、子どもの学校行事、休日の過ごし方にも影響します。

 

そして、家族の誰かが体調を崩したとき。

 

「仕事と家庭は別だから」と、簡単に切り離せるものでもありません。

 

最近の職場づくりでは、「Work-Family Support」という考え方があります。

 

仕事と家庭の両立を、制度だけではなく、上司や同僚による日常的な支えまで含めて考えるものです。

 

困ったときに相談できる。

 

誰かが少し勤務を調整してくれる。

 

「こちらは大丈夫だから」と言ってくれる。

 

そんな小さな関係性が、働く人の安心につながります。

 

そして、その安心は、きっとお客様へのサービスにも表れる。

 

心配ごとを抱えたまま働いている人が、目の前のお客様に心から向き合うのは、簡単ではありません。

 

だからこそ、スタッフを「働いている時間だけの人」として見ないことも、大切なのだと思います。

 

制服を着ているときだけが、その人ではない。

 

制服を脱いだあとにも、家族との時間があり、暮らしがあり、ときには心配ごともある。

 

お客様へのホスピタリティを考えるとき、私たちはスタッフにも同じような視点を向けられているでしょうか。

 

ホスピタリティは、接客の技術だけではありません。

 

人をどう見るのか。

 

どこまで、その人のことを想像できるのか。

 

そんな姿勢からも生まれるものだと思います。

 

「制服を脱いだ、その人にもホスピタリティを。」

 

今回のnoteでは、そんな視点から、これからのホスピタリティと働く環境について考えてみました。

 

よかったら、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

note

 

 

この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。

 

無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
 

もしよければ、のぞいてみてください。

 

▶︎ note「まちと旅を考えるノート