「非日常」という言葉は、観光ではよく使われます。

 

普段とは違う場所へ行く。

普段とは違うものを見る。

普段とは違う体験をする。

 

たしかに、それも非日常です。

 

でも、先日「習慣化」について学ぶ機会があり、少し違った角度から観光の非日常を考えてみました。

 

私たちは、思っている以上に「いつもの」に囲まれて暮らしています。

 

朝起きる時間。

駅までの道。

電車に乗る位置。

移動中にスマートフォンを見ること。

昼食を食べる時間。

いつもの店、いつものメニュー。

 

本人は意識していなくても、毎日の行動にはたくさんの習慣があります。

 

だからこそ、旅の価値は「特別なものを見せること」だけではないのかもしれません。

 

朝の時間を変えてみる。

いつもならスマートフォンを見る時間に、車窓を眺める。

普段なら通り過ぎる道を歩いてみる。

地域の人と同じ時間に食事をしてみる。

 

そうやって、旅行者の「いつもの」を少しだけ変える。

 

それも、観光がつくる非日常なのではないでしょうか。

 

では、地域の観光を考えるとき、私たちは旅行者の「いつもの」を、どこまで変えられているでしょうか。

 

新しい施設やコンテンツをつくる前に。

 

そんな問いから観光を考えてみると、見えてくるものが少し変わるかもしれません。

 

今回の「地域と観光の羅針盤だより」では、そんなことを少し掘り下げてみました。

 

「何を見せるか」ではなく、「どんな日常から離れてもらうか」。

 

観光を設計するときの、ひとつの視点になればと思います。

 

 

 

 

 

 

note

 

 

この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。

 

無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
 

もしよければ、のぞいてみてください。

 

▶︎ note「まちと旅を考えるノート