観光というと、「どうやって観光客を増やすか」という話になりがちです。
もちろん、それも大切なこと。
でも最近、世界では少し違う考え方が広がっています。
それが「Destination Stewardship(デスティネーション・スチュワードシップ)」です。
簡単に言えば、「地域を守り育てながら観光を考える」という考え方。
観光客が増えることだけを目指すのではなく、地域に暮らす人、自然、文化、歴史、日常の暮らしも大切にしながら、未来へつないでいくことを重視します。
私は、この考え方は決して新しいものではないと思っています。
地域づくりに携わる多くの人が、これまで実践してきたことを、世界の観光業界が一つの言葉として整理したものではないでしょうか。
だからこそ、地域の人が地域を知ること。
地域に誇りを持つこと。
そんな日常の積み重ねが、結果として旅行者にも選ばれる地域をつくっていくのだと思います。
観光は「人を呼ぶ技術」ではなく、「地域を育てる思想」。
これからの観光を考える上で、大切にしたい視点です。
note
この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。
無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
もしよければ、のぞいてみてください。
▶︎ note「まちと旅を考えるノート」


