旅先や、初めて足を運ぶ場所では、少しだけ背中がこわばることがあります。
見慣れない空気の中で、どんなふうに振る舞えばいいのか、少し迷う。
そんな感覚は、誰にでもあるものだと思います。
カウンターに座った年配の男性が、少し考えてから「ごはん、ください」と注文しました。
それに対して、お店の方は「はい、ごはんですね」と、そのまま返しました。
たったそれだけのやり取りでしたが、もしここで「ライスですね」と言い換えられていたら、少し違った印象になっていたかもしれません。
お客様の言葉に、そのまま寄り添う。
同じ言葉で返す。
それだけで、「ここでは、そのままで大丈夫ですよ」というメッセージが伝わることがあります。
最近は、セルフチェックインや多言語対応など、効率や仕組みが整ってきました。
だからこそ、こうした人と人とのやり取りの中にある“姿勢”が、よりはっきりと伝わるようになってきたのかもしれません。
ホスピタリティは、特別な技術ではなく、こんな小さなところに表れるものなのだと思います。
note
この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。
無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
もしよければ、のぞいてみてください。
▶︎ note「まちと旅を考えるノート」


