日本一を探す旅。

 

日本一級を三つそろえる「三大○○」を特集しております。

 

今日取り上げるのは、古来日本に根付く「寺」です。

 

仏教そのものはインド僧によって持ち込まれたと考えられるのですが、「日本書紀」や「続日本記」に記載もあるなど、日本独自のものもあると考えられています。

 

その根拠ともなるのが今日の「三大○○」にも登場します。

 

『日本三大寺 - 大安寺・元興寺・川原寺』

 

 

 

奈良市中心部にある高野山真言宗の仏教寺院、「大安寺(だいあんじ)」。

 

本尊は十一面観音。

 

そして開基(創立者)は聖徳太子と伝えられています。

 

東大寺、興福寺と並ぶ大寺院で、日本の仏教史上、非常に重要な寺院の一つです。

 

平安時代以降衰退が進んでしまった寺院の一つでもあるのですが、奈良時代頃に作成されたとされる木彫仏9体が残されています。

 

光仁天皇ゆかりの、風雅な青竹づくしの祭儀「笹酒」の接待が毎年冬に行われます。

 

「がん封じの笹酒」として、広く知られています。

 

 

蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺が全身でもあるのが「元興寺(がんごうじ)」です。

 

法興寺が平城京遷都に伴って飛鳥から新都へ移転し、その際に元興寺となったのです。

 

もちろん、飛鳥の法興寺も元の場所に残ったのですが、それが飛鳥寺となっているわけです。

 

奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ大寺院であったが、中世以降次第に衰退。

 

現在は元興寺と名乗る寺院は2つに分かれてしまっています。

 

 

7世紀半ば、天智天皇の時代に建立されたものとされるのが「川原寺(かわらじ)」です。

 

と、言っても、『日本書紀』にはこの寺の創建に関する記述がありません。

 

そのため創建の時期や事情については長年議論され、さまざまな説があり、「謎の大寺」とも言われているのです。

 

「川原寺跡」として国の史跡に指定されています。

 

現在はかつての中金堂跡に川原寺の法灯を継ぐ真言宗豊山派の寺院・弘福寺が建っています。

 

 

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