喜んでばかりでは済まない!東京五輪に向けて・・・1  

喜んでばかりでは済まない!東京五輪に向けて・・・2 観光編  

喜んでばかりでは済まない!東京五輪に向けて・・・3 政策編  


これまで3回にわたって、「喜んでばかりでは済まない!」という事を綴ってきました。


今回は1回お休みをして、世間的に勘違いされていたり、ここではっきりしておくべきことを整理したいと思います。


結構いるんですよ、学者さんや政治家さんでも勘違いされているかたが。


新・国立競技場はオリンピックの為ではナイ!


一番勘違いされていますよね。


テレビでもはっきりと間違い情報を流しているのが、この国立競技場。


確かに建て替えはされます。


しかし、


オリンピックの為ではありません。


東京五輪が開かれようが誘致失敗していようが、新しくなります。


それは、そもそも理由が違うのです。


2019年ラグビーワールドカップが日本で開催されます。


そのために、国立競技場は建て替えされます。


オリンピック招致されるよりも以前から、ラグビーワールドカップが開催されることは決まっていました。


お隣の秩父宮ラグビー場と共に、新しくなるのです。


リニア中央新幹線はまだ微妙な立ち位置


なんとなく2020年までにリニアモーターカーのリニア中央新幹線が開業されると思われています。


経由駅も決まりましたし、品川駅に新しい駅が作られることも発表されました。


しかし残念ながら決定ではありません。


JR東海の山田社長は、「五輪は無理」と明言しています。


と、言いますのも、もともと2027年の開業を目標とされてきました。


新しい交通システムで、現段階でも実験中であるものを線路と駅を含めて7年で実現させることは極めて不可能だと言われています。


そもそも設備の工事だけで10年かかると計算されていますからね。


確実な安心性を提供しなければいけない現場ですので、焦りや無茶だけはしてほしくないですね。


それを考えると、「無理」と言われているものを、無理やり作ってしまうのにも怖さが残ります。


観光業の経済効果にはマイナスを計算しなくてはいけない


オリンピックによる経済効果は3兆円とも言われています。


専門家や情報機関によっては10兆円とも。


しかし、観光業では、


一人人間が他地域に入ると、一人に対して約2万5千円のコストが発生する



というセオリーが存在します。


「人が来る」

「物を買ってくれる」

「宿泊してくれる」

「観光地へ行ってくれる」


ばかりで計算すれば、そのくらいの数字は出るかもしれません。


ただ、オリンピックと言えど、それは不可能です。


しかも東京ですよ。


老朽化した高速道路、地下街、トンネル。


新しい道路に施設、設備。


そして一人に対しての2万5千円のコスト。


利益として残る部分があるのか、私は逆に心配しています。


今のままでは、ロンドンや北京と同じく、オリンピック赤字が発生してしまいますね。


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