まだまだ連日オリンピックの話題がつきませんね!
ちょっと気が早すぎる気もしますが、いえいえ。
“7年しか”ないのですから。
今日は観光編として、観光分野で、東京五輪に向けてです。
●治安維持
東京五輪招致の最初から最後まで、「おもてなし」以上に強みとしてあげてきたポイントが「安全・安心」。
選手にも来場客にも安全を保障するというのが最大の売りでしたね。
ところがこの安心・安全は現状の場合。
最近では管理されていますが、スポーツの世界にはフーリガンと言った暴れん坊もいます。
サポーター同士のイザコザはどうしても起きてしまいます。
そして人が増えれば、衝突があります。
コンパクトな大会を合言葉にしているとおり、非常に多くの人が限られた区域に集まるわけです。
どの様に安全・安心を維持するのか。
これは観光業の分野でもあります。
私の専門の一つ、「人間行動学」でもありますね。
●観光インフラ
インフラについては「喜んでばかりでは済まない!東京五輪に向けて・・・1 」でも書きましたが、今回は観光業目線で考えてみます。
一番懸念されるのは、やはりその能力です。
例えば、普段、東京メトロと都営地下鉄を合わせて約850万人が利用しています。
これに合わせて、オリンピック開催時には1日92万人来場者が見込まれています。
もちろんこれは最低限の数で、もっと多くなることは間違いないと予想されます。
しかし、現状では、コミックマーケットや東京湾岸花火大会の際に、10万人ほどの来場者が増えるだけで、鉄道に混雑による遅れが生じ、ゆりかもめに至っては30分~1時間待ちという状況に陥ってしまいます。
10万人で1時間待ち??92万人ということは・・・何時間待ちになるのでしょうか!?
ただ増発するだけでは対処できないというのは、おわかりいただけますよね。
また各観光地へのアクセスを良くしようと考えられていますが、複雑化することによって、逆に移動が減ることが考えられます。
もともと東京の交通はわかりにくいのが世界の認識ですからね。
観光業的には、アクセスアップがすべてプラスになるとは考えられません。
要検討です!!
●観光業の値上げ・物価上昇
ロンドン五輪の際に、国をあげての規制が必要になった一時的な、しかし膨大な値上げ。
街中のシティホテルでさえ、一泊2万円ほどになったあれです。
連日テレビで取り上げられ、インタビューに答えている商店やホテルの方々の言葉では、確実に値上げを考えています。
宣言している方もいらっしゃいましたね。
しかしロンドン五輪では、これがきっかけになり、ほとんどのホテルの宿泊率が80%ほどにとどまる状況に。
それどころか、チケットも余ったというニュースを覚えていますでしょうか?
そう。
行くと高くつくので、テレビで見る人が多くなったという話がありました。
特に最近のテレビは人間の目よりも性能が良いものがあると言います。
7年後では確実にそれが主流になるはず。
つまり、東京に来るよりも、自国・自宅で最高画質のテレビで見ている方が良いという決断もあるわけです。
これを回避するためには、ある程度の価格を抑える努力が必要になります。
バブルを起こしてはいけません!
3へ続く

