きるむりこうげん
キルムリ高原

寒冷の高原。
湧き出る川には雪と氷が溶けて流れており、そのままウーフ平原を流れ、スパーガス地区まで流れ、生活に使用されている。
ここは人間規格統一装置、ヒューマナイザーの実験地区に入っており、辺りは不快な音が鳴り響く。この音を聞いたヒューム族以外の人間は途端にそれぞれの特徴が失われ、強制的にヒューム族と同じ体格になると言う。




ジャコウ
ジャコウ科


寒冷なスルビニア地方で生き抜く為に進化さした哺乳類生物。
厚い体毛に覆われており、この体毛で体温低下を防いでいる。この構造からジャコウは寒さを感じないと言われる。
この毛皮はスルビニアでは特に高額で取引されている。



アベーテ
エント科
根足類



キルムリ高原に生息する針葉樹。元々は普通の木であったが近年より突如根足類となり意思を持って動き出したと言う。
一説によればこの一帯で流れるヒューマナイザーの音が悪影響を及ぼし、一部の木々にまで効果を与えたのではないかと言われているが定かではない。




スノウマン
スノウマン科
超自然系



キルムリ高原に生息する雪で出来た体を持つ超自然系生物。アベーテ同様最近になって現れた生物であることから、やはりヒューマナイザーの効果で生まれた生物と推測されている。偶然の産物ではあるが、人型であり理性もある。更にヒューム族同様に言語を使い、それぞれ生態形を築き上げ、生活をしている事から考えれば、これは「新種の亜人」として考えた方が適切なのかも知れない。