するびにあていこく
スルビニア帝国
イルーナで最も大きな面積を誇る国。戦神・オリティウスを崇め、女帝メザルーナが治める軍事国家である。
多くの街ではスルビニア兵が日夜目を光らせ監視している。スルビニア全土には神力エネルギーと呼ばれる力が流れており、これにより水や電気などの生活エネルギーは無限に供給されている。その為国民は比較的快適な生活を送っている。魔術よりも技術が発展した国でイルーナでは最も先進した国だろう。
すぱーがすこう
スパーガス港
スルビニア帝国内では比較的監視の少ない港町。他の国の人間が不法入国する際はこの港から入国する事が多い。
またスルビニアの横行に不満を募らせるパルチザンと呼ばれるレジスタンスギルドが存在し、彼らは他国の人間を匿ってくれている。
しかし監獄の近くと言う事もあり、あまり目立った動きは禁物である。
あるがおっとかんごく
アルガオット監獄
スルビニアに対し不満を持った国民、または他国の者達をスパイと見なし問答無用に収容する監獄。
監獄内部は複雑な構造となっており、更には多数のスルビニア人造モンスターが監視している。一度捕まれば最後、脱獄は不可能だろう。
リプレーザ
スルビニア人造モンスター
監獄入口に多く配置されており主に監視に用いられる。
これは侵入者及び、脱獄者への強い牽制となり、これまでに多くの功績を出している。
レーダーにより囚人を的確に感知するなど高性能な人造モンスターである。
また攻撃面としても優秀で目標に向かって電気による神経麻痺を与え動きを止める力を持ち。様々な場面で活躍している。
ポリティ
スルビニア人造モンスター
リプレーザ同様囚人達の監視に用いられる人造モンスター。
こちらは独房付近の通路に配置されており、
規定時間外に外に出た者に対して攻撃といった形で処罰を行う。
その時に囚人が反抗したり攻撃的であったりする場合、ポリティはサイレンを鳴らし頭部のライトを光らせて増援を呼ぶ。複数のポリティとスルビニア兵に抑えられ囚人は再び独房に入ることとなる。
また未登録の人間(スルビニア兵ID,または囚人番号を持たない者)が現れた場合、侵入者と見なし同様にサイレンを鳴らしスルビニア兵達に知らせる。
キュオン
スルビニア人造モンスター
近代紀スルビニアの技術によって生まれた拷問器具を模した物。
電気椅子と呼ばれ囚人を座らせて固定した後、電気を流すと言う物である。
このキュオンもそれを可能とした人造モンスターであるが、全自動式人造モンスターを実際に電気椅子として使う機会はほとんどなく、実際は電気を帯びた複数の機体を囚人に当てて拷問する事の方が多い。実用性は欠けているがスルビニアは神力エネルギーが無限に流れており、素材さえあれば生産コストもほぼ0で作れる為今までもこの先も損失は無いようである。
メタルブラウ
スルビニア人造モンスター
中世紀スルビニアの技術により生まれた処刑器具を模した物。
本来はアイアンメイデンと呼ばれ中には無数の刺があり、内部に人を入れて処刑する物だった。
現代スルビニアではそれを象り新たな処刑器具として開発したのがメタルブラウである。
他の人造モンスター同様全自動に加え
左右に装着された刺付き鉄球を振り回して攻撃する。
複数の囚人達の処刑の際に使用され、それ専用の地下室で行われる。
おまけ過去に描いたメタルブラウ