三浦の街
ミナウラの街



カコ・スイゲツと言う王が統べている。
今は邪教イスルギにより異変したサンジョウ・ミネナガとの戦いに備え、コトアマツノカミの力を御借りしようと文を送り続けていた。



サギリ・ミオ
侍女



狭霧 澪。アオミ・スイシンの妻となる女性。女性であるがサムライとしての実力はかなりの物。
ミナウラで侍女を務める他にも、サムライ、ニンジャに志願した者の実力を測る仕事を持つ。



石動寺
イスルギ寺


空高くより降ってきた巨大な岩石により始まった教え。サンキの領地に落ちたその巨大な岩石は大いなる神の力を持つと伝えられ僧侶ジャヨウサイにより保管される。岩石が落ちた際の衝撃で地面が揺るいだ事により岩石は石動と呼ばれる。

ここはそれを祀る建造物。元々はイルーナで言う教会の様な建造物である。ミナウラの民にも信仰を深めるとサンキの領主ミネナガにより建てられた物だがミナウラの民は異質な雰囲気を恐れ誰も近付く事はなかった。
それが原因となりミナウラとサンキは仲違いし今に至る。
石動岩石の一部がここに祀られており、
この岩石は魂無き物に魂を、
力無き者に力を与える不思議な力を持つ様で
それにより魂を与えられた木偶人形達が辺りを徘徊する。


下忍
木偶人形


ガナジではクノイチと呼ばれる女性ニンジャの姿をした木偶人形。
苦無と呼ばれる投げナイフを装備しており、
素早い動きで敵を翻弄する。イスルギ寺に最も多く存在し、攻撃よりも敵の撹乱を目的とした動きを行う。



中忍
木偶人形


鎖鎌を扱うニンジャ。俊敏さは下忍に欠けるが戦闘力は下忍を凌ぐ。
鎌は分銅に繋がれており、鎌を振りかざす事で鎖と分銅で打撃攻撃を与える事が出来る。
鎌を投げる事も可能だが、それは投げた者が怪我を負う為に熟練の業でもある。しかし人形は痛みを感じず、尚且つ狙いも正確な為、問答無用に敵に鎌を投げつけ、高い戦闘能力を誇る。



上忍
木偶人形



ガナジでは主流の武器、カタナと呼ばれる巨大なナイフの様な剣を双剣のように扱うニンジャ。
中忍や下忍には俊敏さは劣るが、木偶の耐久性及び最も高い攻撃力誇る。
基本的に戦では最後に出陣する部隊で下忍、中忍達との戦闘で疲弊した敵兵を陥れる策としてこの部隊編成となっている。



ガンカ
ケモノノフ


猿坊巌覚
イスルギを崇めるケモノノフで木偶を使ってミナウラ、及びスイゲツへの侵攻を企てる。
楊杖を扱い呪術を唱える。

だが本来の姿は猿その物でイスルギの力によってこの姿となった。他にもガナジには様々な動物が姿を変える事態が発生している。それらはガナジ妖怪物と言われ、その中でも知能が高いものはケモノノフと呼ばれる。