三笠の岩戸
ミカサの岩戸

この世界の神、コトアマツカミの住む銀杏の森。
秋になると銀杏の木々から無数の葉が舞い散り、辺りは黄金色に埋め尽くされる。
ガナジの一部を失った事やイスルギ教など様々な厄災から身を隠す為にコトアマツカミはこの森の奥、岩戸の中に閉じ籠ってしまった。


狛犬
賀奈治妖怪物



犬の偶像が突然動き出した物。元々はこの世界の神殿や教会の入口前に置かれるもので厄災から護る為に造られた偶像である。イスルギ教の呪詛により自我が生まれた。






提灯おばけ
賀奈治妖怪物


賀奈治で作られるランプの様な道具が突然動き出した物。
一説によれば使われなくなり、捨てられた提灯にイスルギ教の呪詛が伝わり自我が生まれ動き出したと言われる。
捨てられた事に怒りを持ち、人間を見つけて炎を吐くので注意が必要。

夜になるとこの森は彼らにより光が点々と灯る。



天狗
賀奈治妖怪物


長い鼻を持つ妖怪物。
人間のように知能が高く、人語を理解し話すことが出来ると言う。
扇を持ちそれを振るうことで大風を発生させる力も持っている。




ショジョ
賀奈治妖怪物




妾娘。
巫女の姿をした人間のようだが正体は九尾の狐が化けたもの。
コトアマツカミを厄災から守る為に岩戸へと隠したが、実際はコトアマツカミを世話を続け信用させ、彼の力を使ってガナジを乗っ取ろうと企んだ。
しかし、コトアマツカミの世話を続けるうちに母性本能と愛情が生まれ、今はガナジ征服の事よりもコトアマツカミと一緒に過ごす事を大切にし、コトアマツカミの力を狙っている厄災から護ろうとする動きを持つようになった。