賀奈治
ガナジ


突如としてスルビニア海域付近に現れた島。異世界の一部らしく、ここではイルーナでは見たこともない不思議な木造建築の建物が並び、住人の服装も一風変わっている。イルーナとは一切の接点がなく、独自の文化があるようだ。
そして、この地ではナイトの事をこう呼ぶ。「サムライ」と。


賀奈治の浜
ガナジの浜

イルーナ本土から見て最も近い場所に位置するガナジの領土。綱で結ばれた二つの岩山が特徴的。ガナジでは夫婦岩と呼ばれている。その夫婦岩と共に海へと沈む夕日は絶景と言われる。




海坊主
クラゲダコ科



ガナジに伝わる妖怪物、海坊主に酷似している事からガナジではこう呼ばれる。
妖怪物として伝えられている海坊主は身の丈100尺はあり、津波を起こし街を襲ったと言い伝えられている。この生物にはそれほどの力は無いだろう。イルーナではポルポの様な生物に近いと言われる。

妖怪物とはガナジで古く伝えられている空想上の生物である。イスルギ教の布教から広まった呪詛によりガナジではその妖怪物が実在してしまった例もある。


平家蟹
ヘイケガニ科


凹凸状の甲羅が特徴。
この凹凸が人間の顔に似ており、更にその顔が大昔にガナジで戦ったタイラノと呼ばれる一族のサムライの顔に似ている事からこう呼ばれる。
一部のガナジの住人からはこの平家蟹にタイラノ一族の魂が乗り移り、それが今もこうやって生きているのではないかと言う住人もいる。
イルーナではクレープスと分類される生物。


河童
賀奈治妖怪物


ガナジ妖怪物の一つ。
河に落ちた人間の子供が変化した姿と言われる。
そして河辺で人間を見つけては河に引きずり込み溺れされようとする妖怪物として知られる。しかし実在した河童は大人しい性格でこちらから危害を加えない限り悪さはしない。
背中の甲羅と頭の皿状の小さな笠が特徴でこの二つが乾くと瀕死状態となるため、長くは陸上に居られず、普段は水の中に居る。