エスエタの歴史
今から約150年前の第三次世界大戦。
エスエタ帝国と呼ばれた国が滅亡したのを知っているだろうか?
そのエスエタ帝国にまつわる伽噺話を始めよう。
エスエタの辺境の地に古くから神を祀る祠があった。
その神はハムル神と呼ばれ、人間に神の力を宿らせ、与えると言い伝えがある。
その万物をも揺るがす無限の力を得た者は、当然神にも、そして使い方次第で悪魔にもなれると言われた。
紀元前、ハムル神から力を得た男がいたとの記述が残されている。
干魃の地に雨を降らして、荒野を耕し、川を作り草木を生い茂らす。人々の信仰を集め神と呼ばれた人物。
そしてその男の名はエスエタ。
その名前に因んでエスエタ帝国が建国されたと言われている。
国王エスエタは子宝に恵まれ、子孫多く持ち、この子達もまた微力ながらハムル神の力を持った。現在もまた、エスエタの子孫はハムル神の力を持つと言う。
しかしこれはエスエタに伝わる伽噺話で実際にそんな力など存在しない。