今回の出張は数多の冒険者達がお世話になった生物達

メガロッシュ
ブロッシュ科



ムベレ峠に生息するブロッシュ。
大型のブロッシュで動きは鈍く大人しい性格。
草食でムベレ峠には至るところに好物となる草が生えているのでメガロッシュは食料に困らずにいる。その為にどの個体も肥大体型となり、皮膚もぶよぶよしている。ほとんどの個体はその動かなさすぎる故に体に苔や発芽した葉を生やしている事が多い。一見雑草のように見えるが意外な事にメガロッシュに生える草は薬草として使える物もある。その為ドラフブルグでは竜人達が捕食者との戦いに備え挙って採取している。




ハイエント
エント科


エントの中でも何百年も生きているエント。
根から葉まで全てが老いており、更に老樹の為に動きも鈍い。
今まで散々に仲間達を木材加工等として切られたところを見てきた為に人間や竜人に対し強い恨みを持っており、問答無用で襲いかかる。
尚、恐ろしい姿とは裏腹に自分の体に住んでいる虫や鳥達には親切である。




ノムマール
ゼルトザム


ゼルトザム創成の神、ゼルティシスに仕える重装騎人形。
ゼルティシスに仕えるのは他に軽装騎人形のダムマールが存在する。
主に原初の地でゼルト神殿への道の警備にあたる。
歯車動力であり動きは鈍いが集まると厄介。堅牢な身体を持ち、まるで鈍器のような腕を振り回して攻撃する。群れで細い通路を塞ぎ侵入者を押さえ込み、捕獲した侵入者を番兵ベルゼムに送り渡す。





バウムウォリア
エント科


石化地帯の大量のアルクリスタの力により人型のように姿を変えたバウム。元々はごく普通のバウムである。
個体が発見された当初、ミスルナ政府は新たに発見された異民族か山賊と発表されたが、実際には人間ではなくエントの一種だと新しく発表され生物及び植物学者の中で一気に話題となった。
この事から、イルーナ神、アルマスが不在にも関わらず、アルクリスタ単体がどれほど強力な力を持つのか窺える。またバウムウォリア以外にもイルーナ界で様々な動物や植物が姿を変えた個体が発見されている。



ヤーデ
パルル帝国人造モンスター



グーリエ皇帝派閥により大量生産されたパルル帝国人造モンスターの一つ。馬のような形で設計されているのが特徴。これらは国境付近ではなくパルルの真ん中で展開している事から他の国の牽制ではなく、皇帝府へ不満を募らせ押し寄せる国民に対しての牽制用に造られた物である。
対国民用の為戦力自体は弱く設定されているが、万が一に備え瞬時に辺りを核魔法で吹き飛ばす力を持つ物もある。長期間に渡り警備させることを考慮した結果、錆びない金属で堅牢な造りとなっている。だが度重なる増税が続き首都グーリア自体に住む国民が減少するにつれ不満の声は少なくなり、遂には廃都となった今や押し寄せる国民も居なくなった。その為にヤーデ達のような人造モンスターがこの地で警備をする意味も無くなってしまった。 
野放しとなったこれだけの人造モンスターを回収するにも莫大な費用が掛かる事もあり、結局何も進展の無いまま野放し状態で続いている。





サードアイズ
カチュラの民



スティオウフ火山でガーゼフにより強制的にモンスターへと変貌させられたカチュラの民。ガーゼフのモンスター生産に失敗し液状化したディゾルヴに対し、サードアイズは生産の成功例である。
ヒメルに寄生された後、強靭な体力を手に入れた。拳は岩や金属をも砕き割り、マグマに触れても火傷を負わない身体を持つ。ガーゼフの指示により尖塔を建設し、このヤフーラ尖塔はガーゼフの造ったモンスター達の住みかとして使用される。
しかし彼らは元々人間であり、更に自分の意思とは関係なくヒメルにより身体が操られている。人間だった時の記憶も勿論持っており、脳と心による痛みは相当な物だろう。彼らの3つの眼は嘆きを訴えている。彼らは自分の意思とは違う動きをする自分自身と戦い続け、ヒメルに寄生されたとしても人間に襲い掛からない強い力を手に入れた。しかし危害を加えるとヒメルが瞬時に反応し彼らは襲い掛かってしまう。見かけても決して危害を加えてはならない。




モスゴーレム
ゴーレム科


神々が争いあった天界大抗争時代、
神に作り出されたゴーレム兵器。
神の力により強靭な耐久力と共に永久的に動き続け、破壊されたとしても再生するとんでもない力を持つ。近年にしてバイルーンの町の聖堂跡から偶然発見された地下に配備されており、地下と共にこのゴーレムの力はイルーナ界で大発見となった。
この聖堂は知の神ソフィスを崇める為の物だった為、やはりソフィスが造ったもの出はないかと数多の考古学者から発表されている。
この大量のゴーレムが何を警護していたのか、それは現在も地下の調査と同時に研究が進められている。