こおりのとう
氷の塔

ザルム砂漠に突如として現れた氷の塔。
元々この場所はカルエ湖に繋がる水源があり、その水源を何者かが凍らせてこの塔を造っていると考えられる。勿論、人間が作れるような物ではない。更にこの塔は成長している様で日に日に大きくなっている。その為、カルエ湖の水はどんどん減少している。




アクアロカ
ロカ科


通常、ロカ科の生物は鉱石を含んだ岩石を好んで食べるが、このロカは塔から精製される氷を主食とする。
その為甲羅から発生しているのは言うまでもなく氷その物である。甲羅の結晶はすぐに割れてしまい、高温の場所に移動させてもすぐに溶けてしまう。人間に狩られる危険性はまず無いが、やはり注目すべき点はロカの順応力である。この短期間でこの環境に耐えるために進化した生物はロカだけだろう。


リジェット
リジェット科


大きな角を持つ大型哺乳類。性格は温厚であるが仲間が外敵に襲われている時には、仲間を守る為に角を使って奮戦する。角は硬くして尚、氷のように鋭くなっているので人間でも襲われるとひとたまりも無い。



リオイーク
ハウンド科



ハウンド科の一種。彼らはこの環境に耐える為に厚い毛皮を持っている。群れで行動し、リジェットなど大きな生物等も仕留める。性格は獰猛。


ペンギーノ
ペンギーノ科


ずんぐりとした体型が特徴。だが祖先は鳥類だったと考えられている。現在はそのような面影は無いが水中を泳ぐ姿はまるで鳥そのものである。
幼体と成体では外見が大きく異なり、幼体は茶色い体毛に覆われている。成長するにつれ、その体毛が抜け落ち、白と黒の姿に変わる。


へグラス
ビジュ科



乾いた氷と凍りつく風から生まれた超自然系生物。ビジュと同様、体が全て氷で出来ているがこちらはかなりの硬質で、あらゆる衝撃にも耐える事が出来る。万一体が割れてしまった場合、ビジュ同様再生されるのだが硬質な体を直すのには膨大な時間がかかるようで直径数㎝ほどの破損を修復するだけでも10年以上かかると言われている。へグラスは体内に個体の窒素も含んでおり、彼らの体温は-230℃にも及ぶ。その為素手で触る事のは大変危険である。




水のエレメント
エレメント科



この塔にエレメントが生息するという事は自然に発生した塔、もしくは竜の眷属によって作られた塔と考えられる。だが自然にこの塔が作られる事はないので竜に作られた可能性が高い。



アルベド
メーバ科


カルエ湖に単細胞として存在していたメーバが塔が作られる際に吸い寄せられこの塔に分布したと考えられる。
この環境の中で生息するメーバは他のメーバとは違う性質を持つ。
通常のメーバは体に細菌やバクテリアを浮かばせているが、それらは全てこの環境に耐えられず全て死滅している。その為メーバの中で比較的触れても害は無いという。更にこのメーバ自体もこの環境で変化し、メーバ特有の万能細胞も失われており、体がシャーベット状になっている。このシャーベットの体は意外にも食べる事が可能。だが栄養は無く味は無い為、用途として熱で暖まった身体を冷やす時くらいだろう。



アイゼン
竜の眷属


カルエ湖の水を使い、この塔を造った張本人。
闇の軍勢、ハイドラにより蘇る事が出来た後、水神、ヴァサリアが天界に居ることを知る。だが彼は神の射た矢によって翼を折られてしまい空を飛ぶ事は出来ない。
その為カルエ湖の水を凍らせ塔を作り、その塔を天界へ届かせヴァサリアに会うことを決意した。
だがイルーナと天界は繋がっておらず物理的に氷の塔を使って天界へ行くのは不可能。
その事を分かっていながら今も尚、この塔を作り続けている。