主な収録筐体
弐寺
作者評価
★★★★◆
主人公
この時代に生きる人々
作者コメント
偶然にも発見された大自然の楽園。それを数多の国々が欲した。やがて楽園を奪い合う戦争が始まった…。
雪兎君とのコラボ作品。
手伝ってくれた雪兎君に感謝。

PARADISE LOST
人々の過ち(DITvsYukito)
黒煙に覆われた空を戦闘機達が飛ぶ。
島の上空に来た時
大きな何かが多数投下される。
それは鉄の戦士だった。
戦士達は島に着地し武器を構える。
楽園を求めて彼らの戦いは始まった。
西暦2XXX年機械世界戦争。
大規模な戦争が起こった。
戦士達は鉛弾を放ち敵兵を破壊していく。
硝煙は空を覆い、薬莢は大地を撫でる。
誰が誰を壊しているのかわからない。
今自分の目の前にいるのが、敵なのか、味方なのか。
そんな戦い。
今は機械文明栄える近未来。
暮らしは確かに昔より良くなった。
しかし人々の心は満たされることなく、むしろ苦しみが増える一方。
そんな最中のことである。
偶然にも大自然に恵まれた無人の島が見つかる。
この星の全てを知り尽くした気分になっていた人々は、非常に驚き喜んだ。
それは世界的大発見となり島は楽園と呼ばれた。
しかし良いことばかりではなかった。
人々は欲にかられ非人工の貴重な自然を狙って国同士の奪い合いが始まる。
我も我もと楽園に群がる人々。
いつしか彼らの目は敵だけを見据え、楽園など蚊帳の外へと追いやられた。
あまりにも長く続く戦いに、国々は徐々に戦力を消耗するばかり。
やがて国達は鉄の戦士を造り戦闘を開始する。
楽園を舞台に鉄の戦士達はぶつかりあったのだ!
唸る鉄の心臓。
軋む歯車の関節。
咆哮する双肩。
喚く機銃の両腕。
辺りを見渡せばそんな音ばかり。
白兵では決着が付かないと踏んだ各国は、ついには衛星兵器までも繰り出し始める。
そして空から攻撃が放たれた。
全ては「己が楽園」のために…。
雨混じりに降り注ぐ、空からの無数の攻撃。
楽園は泣き叫び、悲鳴を轟かせる。
しかしそれに気付く者はおらず、流れるのは血ばかり。
一体誰が望んだというのだろう。
誰もが苦しみから解放されたい。
そう願っていたばずなのに……。
衛星兵器により犇めく鉄の戦士達は敵味方問わず次々に爆破していく。
辺りは瞬く間に鉄と血と炎の海と化した。
勝利を噛み締める間も、敗北に嘆く間もなく、長かった争いに早々に決着が付いた。
今まで出し渋っていた兵器は、それ程の力を有していたのだ。
苦しみから逃れようと産み出した力は、歪なまでに強大過ぎた。
しかしそんな悲しい力も、これでようやくお別れだ。
最初に力を吐き出したとある一国の旗が、深々と楽園に刺さる。
「この楽園は我々の物だ!」
鉄の戦士の中に乗る人々は歓喜を上げる。
人々は喜びのあまり戦士から降り地上に出た。
だが目に映ったのは報道された時の映像の面影はない。
燃え盛る草木。
抉られた大地。
無惨に破壊された鉄の戦士達。
鉄の破片。残骸の山ばかり。
血とオイルに染まった湖。
数万を超えるであろう死者。
この地、景色を楽園だと一体誰が言えるだろうか?
これを見て人々はようやく気付いたのだ。
だがもう遅い。
そう。人々の過ちにより楽園は死んでしまったのだ。
残されたはただの戦場跡。
そして全てを消耗した国々は、やがて崩壊の道を辿る。
その後を語る者は、もういない…。
雪兎「どうも、DITvsYukito の s です。嘘です。s の後ろの人です。この話はDIT氏が考案したベースを元に、私がちょろちょろっと肉を足したものです。なので話の細かい部分はDIT氏が解説してくれることでしょう。DITさん、その辺どうなんでしょう?」
DIT「どうも。DITvsYukitoのvです。嘘です。vの前の人です。戦争をテーマに書いたもので赤と青またそれ以上のロボット達が戦っているイメージです。自然に囲まれた島が発見される。それを人類は楽園と呼んだ。何せこの時代は遠い未来。どこを見ても人工的なものや機械ばかり。自然なんて物はなく、あるとしたら空と海くらい。木1本いや葉1枚すら見当たらないという設定があります。楽園は最初に発見した国の領土となったがその国々が楽園を欲し奪い合い戦争となる。まずは楽園に住む人々を討伐。それがこの戦争の始まり。流石は機械時代。兵器は全て鉄の戦士だ。鉄の戦士はロボットの事。鉄の戦士と称した事で厨二っぽさを出しました。ガ○ダムの様に中に人が乗り戦士を動かす。楽園を戦場の舞台に戦争の火蓋が切られた。最初に楽園を見つけた国は勿論楽園を取り戻そうとする。そして戦場に鉄の戦士を導入する。それを見た第三者、第四者の国達が漁夫の利を狙い同じく鉄の戦士を導入。人間達はここは楽園というのを忘れただ鉄の戦士を壊し合うだけ。こうして楽園は崩壊する。挙げ句の果てに衛生兵器まで使いだす始末。宇宙から楽園に向かって白い光線が放たれる。これは赤譜面のラスト手前のCNを再現。衛生兵器により戦争は終止符を打たれた。楽園を見事勝ち取った一国の旗が島に深々と突き刺さる。この旗は雪兎氏が考えたものですが気に入ってます。歓喜をあげたのも束の間。見るも無惨な惨状に彼らは目を疑った。この景色を楽園と誰が呼べるだろう?人々は初めて過ちを犯した事に気付く。こうして楽園は失われた。と言う話ですね。P†Pと和訳は同じですが世界観はかなり違いますね。初めての合作でお互いに考え方が違うところが有るかなとかどんなものが出来るか想像出来なかったですが完成したら良さげなものに仕上がって一安心。協力していただいた雪兎氏に感謝します。」
雪兎「(……あ、終わったかな?)なるほど、喧嘩両成敗ということですね」
DIT「(長々と書いた解説をたった5文字で済ませるとは…)そ、そうですね。あと雪兎氏も音芸神話を書く方なので彼の話もぜひ読んであげて下さい。では次のページでお会いしましょう。」