主な収録筐体
リフレク、ポップン、弐寺、Jubeat 


主人公
私(男性、登山家、フォーゲル椀田ではない。)


作者評価
★★★★◆

作者コメント
冬。
神秘的な表情を見せる
その山は

登山者を幾度となく呑み込み、恐れられた。






V a l a n g a
頂 上 へ 挑 む 者



それは静かに佇む山。

朝日が登る時、その山の頂上と太陽が重なり合い、神秘的な美しい景色を見せる。


それは数々の登山家達を魅了した。またその山に挑戦した者があとを経たない。


だが頂上にたどり着いた者はまだ誰もいない。


その山に挑戦した登山者は皆遭難したという…。




挑戦者を拒み幾度となく呑み込んだその山はいつしかValangaと呼ばれ恐れられた。






季節は冬。

私は危険を省みずこの山に挑む。

そう。頂上にたどり着く為に

誰も見たことのない頂上からの絶景を求めて。


気候は晴れ。

気温、湿度、共に山登りには最適である。






しかし登り始めてしばらく経った時だ。

5合目あたり、山の折り返し地点。


雲行きが怪しくなってきた。


山では気候が変わりやすいのは御存知だろうか?



勿論私は知っている。予想もしていた。



もうじき雪が降るだろう。

7合目あたり。


風が強くなる。

雪も降りだした。


それは、私の体力を奪っていった。


寒さで手が悴み感覚が無くなっていく。


吹雪に堪えながら登っていく
その時だった。





雪崩れだ!


いち早く感知し雪の積もっていない横へ逃げる。



幸いにも私は木が生えた所へ逃げた為
雪崩れを免れた。


白い悪魔…
これが登山者を呑み込んだValangaの元凶…

夥しいほどの雪が梺まで流れ込んだ。

これ程の恐ろしい光景は見たことがない。



まだ吹雪は止まない。
頂上に近づくにつれ段々強くなる。





いよいよ9合目。


遂に雲を突き抜けだが

寒い風が容赦なく吹き続き
Valangaは断固として私を拒み続けている。

もうここからは歩いていけない。


手足を使い登っていくばかりである。


寒さで悴み赤く腫れた手で岩や雪にピックを突き刺し1歩1段、少しづつ、しかし確実に頂上を目指し登り続けた。


あともう少し。頂上が見えた。


あと20メートル



15メートル



10メートル


5メートル


そして頂上へ着いた。

雲を突き抜け空は晴快。
風こそ強いが

頂上からの絶景が目に入った。



「凄い…」

先程まで雪を降らしていた雲は今は下にいる。

360°一面綿のような雲が広がり

真上を見ると大きな太陽が私を暖かく照らしてくれている。

言葉にすら出来ない景色に
私は息を飲むばかりである。



私はValangaの頂上にたどり着いたのだ。






雪崩閲覧ありがとうございます。

この曲は新人のトットさんの曲なんだけど全然新人とは思えない完成度ですな。なんか普通にカッコいい曲です。
初めて曲を聴いてジャケットみた時、これは絶対作ってやる。って決めましたww


あのまさに雪崩のように降り注ぐおはじきが曲の偉大さを物語ってます。
これからもトットーさんに頑張って貰いたいですね。