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jubeat


作者評価

★★★★★

主人公




作者コメント
勿論愛無双の続編

私は幸せです。
この日常がこんなにも美しいものだったなんて。

今日はいい天気だ。私はまた外に出た











We're so happy
真の喜びとは

私は暖かな日射しに照らされて
いつも歩く道を歩いていた。


私は喜びました。



この日常の中で生きれる事に。



私は幸せです。


手を伸ばせば届きそうな澄んだ空。
日常という名の変わらないこの景色が。


私は嬉しいです。



麗らな日射しの中、小鳥の囀ずりを聞きながら道を歩く事。

日常の中でいつまでも過ごせる事が。




私は私の進む道を歩き続けた。



知らない道だけど私は歩き進み続けた。


いや、知らない道だから私は歩き進み続けた。





住宅地を抜けてもまだ歩き続けようやく見えてきた景色はとても長閑だった。



私は草木生える広い野原にたどり着く。


この草花の生い茂る野原はどこか懐かしく思えた。


ふと横を目にするとそこには沢山の芥子の花が咲いているではないか。


一面赤く彩られた野原は私を惹き付ける。


儚く、そして力強く咲く芥子の花達に

私は感動し心を強く揺さぶられた。






私は幸せです。

私の意思でここまで歩きここにたどり着いた事が。


私は嬉しいです。


この芥子の花達は私を歓迎してくれているようにも見えたから。




私は芥子の花を少し摘み取った。


この世界はとても美しい。
この日常という世界はいつも平穏であり、いつまでも変わらない。



この世界で生きれる事が私の最高の喜びなのです。




すると突然強い風が吹いた。


摘み取った花は風に飛ばされてしまう。



咲いている芥子の花も風で飛ばされてしまったものがある。


風に飛ばされないよう私は被っていた帽子を押さえた。



芥子は花弁が風に吹かれ空を舞う。

花弁は風に乗り遠くに飛ばされた。


空を舞った赤い花弁は地面に次々に落ちていき私の周りを赤く彩る。

風は段々弱くなり

心地好いそよ風となって
再び吹き出した。



すると天気は太陽の暖かい日光と風が上手く混ざり合い
なんだかとても清々しい気持ちになれた。




この時、私の中でふと何かが過る。


これって…私があの時感じた気持ちと同じ…?

私は電柱見て微笑んだあの時を思い出した。





そして今見ているこの芥子の花。

全然違う物なのに、何故あの時と同じ気持ちになれるのか。


そう。私は気付いたんだ。



私は幸せです。



私は勘違いしていました。それをこの子達が教えてくれた。



この世界の中で生きている事が幸せなのは私だけじゃない。


この芥子の花、彼女達もこの世界に生まれて幸せなんだ。


いや、芥子の花だけじゃない。



ここに生えている他の植物達もそう。

今空を飛んでいる2羽の鳥達もきっとそう。


皆がこの日常という世界が好きなんだ。だからここで生きている。


皆この世界で生きれる事が幸せなんだ。


私はあの時みたいに日常を見て微笑んだ。

そしたらまた目から泪が頬を伝って流れ落ちた。




日常という世界で生きれる事。

これが私達の求める最高の喜びです。


日常へ。いつもありがとう…。


私達は幸せです。







ウィーアーソー閲覧ありがとうございます。

自分が幸せだと思うことは皆幸せなのです。

それに気付いた女性のお話。

そういやあのジャケットの赤い花は本当に芥子(けし)で合ってるのかな?
し垂れてるやつもあるからきっとそうだろう。

そして愛無双よりも書きやすかった。