主な収録筐体
弐寺


作者評価
★★★★☆

主人公
クリオネ


作者コメント


そして今。海で新たな生命が誕生しようとしていた。


古くてあまり知られてない曲だけど是非。







Clione 
生命の階段




生命…



生物は皆生命の螺旋階段を登って行く。


それは原子ほどの目に見えない小さな階段。


その階段の一番上。
その先は何処だろう。





海。

今海で誕生しようとしている生物がいる。


クリオネだ。


海の妖精と言われるクリオネ。その姿、泳ぎ方は美しく愛らしい。


これはクリオネの卵。クリオネの雌が産んだ卵だ。

透き通った管の中に卵が見える。





そして今卵からクリオネが産まれる。










沢山のクリオネの赤ちゃん達が一斉に誕生した。



クリオネ達は活発に海を泳ぎだす。



半透明の体が空からの光を反射させ暗い海を美しく蒼く彩る。




だが産んでくれたお母さんはもう生きてはいない…








    Why?…










赤ちゃん達が生まれたのにお母さんがもういないなんて滑稽ではないか。




遅れて生まれた僕は辺りを見渡した。



目に見えた光景は生まれたばかりの仲間達が生物に食べられている光景だった。


生まれたての赤ちゃん達は必死に逃げている。


しかし魚達はクリオネ達を逃がさず次々に食べていく。




ひどいではないか。
生まれたばかりなのに。

クリオネとして目覚めたの命なのに。



魚には敵わない。
僕は必死に逃げた。



そう。これが生物の定めなんだ。

階段を登ってこの星に生まれたからには。


生物は皆どんな事があっても生き延びなければならないのだ。




やがて月日が流れていく…

空は夕方
海は干潮で水嵩が減少する。



逃げ切ったクリオネの赤ちゃんは成長し
あの時の事を思い返す。




お母さんは死んでなんかいない。


あの命の階段が無くならない限り。




そしてお母さんは僕達の心の中でしっかり生きているんだ。



僕達がそう信じる限り。



そしてこの海自体が生物皆のお母さんなんだ。







そしてまた新たな生命がこの海で産まれようとしていた…。











クリオネ閲覧ありがとうございます。

何で急に古い曲書いたかと言うと姫寺CSに付いてたやつからこの曲を知って、書きたくなりました。

にしてもPVの螺旋階段とwhyの文字はどうもってくるか考えましたね。