小さい頃、両親が共働きだったので、私はカギっ子だった。

小学校低学年くらいのときの休日、母親に「うちにあるものなんでも食べていいから」と
言い残したまま出かけられ、冷蔵庫には自分の食べたいものが一切なく、
ご飯の炊き方も知らず、もちろんお料理も知らなかったので、何を思ったのか ふと
大好物だったとんかつを思い出し、とんかつがおいしいのはきっと油がおいしいに違いない
と、揚げ油(使用済みの)がたっぷり入っている油壷から、コップになみなみと油を注いで
飲んでみたことがある。
油自体は全くおいしくなく、とんかつの味は感じられなかった。
むしろ気持ち悪くてその場で吐き出した。

油は飲めないと学習したあと、戸棚をガサゴソ探して、ようやく食べられそうなものを
発見した。
それが、味付け海苔。
味付け海苔は、子供の舌にはちょっと辛く感じたけれど、海苔オンリーで食べるときの
あのパリパリ感がやみつきになって、小さい頃の休日は海苔ばかり食べていた。

大人になった今、お料理できるようになったので、ひもじいときはとりあえず何か作る。
作る食材がなぁ~んにもないときは・・・
過去に食べた美味しいものの画像をおかずに、味を思い出しながらご飯べる。

ミルク色の日々。-ユッケ

画像をおかずにする・・・

そう言うと、なんか違う意味に聞こえる(//▽//)