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From distantland

aus Berlin.

もし自分が絵描きという道を見つけてなかったら、絶対小説家になりたかった。

友達のルームメイトに売れない小説家の男の子がいて、わたしは彼を見るといつも太宰をおもいだす。
暗くて、メランコリックで、無駄にロマンチックで、ダメ男って感じで。
絵描きもとても暗くロマンチストで現実逃避な職業なので、いくら友達が”あいつ暗い”とけなしてもわたしは密かに彼に共感してる。

友人は主にファッションやデザイン関係のひとが多くて、彼らといるといかに最先端とか、時々上辺で会話しなきゃいけないことに窮する。てゆかそもそもNYは日本以上に社交辞令というものが多い。

別に彼らが嫌いな訳じゃないし、彼らは時代と向き合って常に新しいものに目を向けてるからスゴイとおもう。ただ単に感受性が豊かではないかもしれないし、それを隠してるのかもしれないけど。
人と関わることでビジネスを成立させることが彼らの仕事だし。
それとも太宰のいうところの道化を演じてるだけなのか。。。

この前見たライブでわたしが泣いたとき、一緒にいた友人は泣いてるわたしを知って「は?」みたいな感じで笑った。けど彼氏くんはびっくりしつつもずっと手を握っていてくれて、わたしは彼のこーいうとこがすきなんだ、とおもった。
少なくともわたしの周りにいる数少ない友人たちの殆どはそうしたわたしの本質を解っていて、ペインターだから、という便利な言葉で片付けてくれる。


Blogというツールは自分の実態を隠したまま言葉を世界に発信できる便利なもので、それでこのBlogを立ち上げたのだけど(おもってることを記録として書き留めるために)、なんだか最近はこうして書きたいことがあってもなかなか書きそびれてしまっていた。

このDISTANTLANDというわたしの本当の姿を知ってるのは世界に3人だけなのに。。。
しかも会ったことないひともいる。。。
そしてその3人はきっとわたしが下らない悶々としたポエムみたいな文章を書いてもきっと鼻で笑うことはしない(はず)。

だからしばらく本来の目的である”ひとりごと”Blogに戻ります。

もしおつきあい頂けたら幸いです。

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ところで実写版「斜陽」ってサトエリがキャストなんですね。
彼女の感性の優れた点はすごいとおもうけど、納得いかねー。
NYは雨。
月曜から天気が悪いのを想像するだけで気が滅入ってしまう。
週末はそれなりに出かけたけど、冬に戻ったみたいだった。
寒くて寒くて洗濯の済んだ毛布をまたロフトからひっぱり出してくるまった。

今年の冬ずっと考えてたこと。

Classicに戻ろう、ということ。

春になって、少しずつ実践している。
ずっと欲しかったのに買わずにいたMichelangeloの画集も買った。
聴いてる音楽は相変わらずHIP HOPばかりだけど、GURUのニュースも相まってGang starばかり聴いてたこの1ヶ月。

ハタチ前後の頃はとにかくアブストラクト。
近代系美術館で見るものはやっぱりかっこいいし、コンセプチュアルなものが人気なのも事実。時代の流れに敏感にならなきゃ誰も絵を買ってくれない。
Fuckin'写実、デッサン。雰囲気で全てごまかせる。
そういう風に描いてきた。

でも今敢えて、クラッシック。
デッサン嫌いだったわたしが、今描写しまくってる。

やっぱ、いいものはいいし。
それにNYで流行ってるアートにどうしても納得がいかない。
説得力がちっともないんだもの。
わたしはアートじゃなくて”芸術”をやっているんだ。

少し遠回りしたけれど、わたしは気づいて、動き始めた。
全然遅くなんてないけど。
それが合ってるなんて保証もないけれど。

ペインターという職業は、定年なんてない、そもそも死後の自分の評価も含めているもの。
よぼよぼのじーさんだってわたしと同じだし、ミケランジェロだってわたしと同じ。

なんてハードな世界なの。
でも、すきなんだから仕方ない。

このタイミングでGil Scottを見れたのも何かの運命なのかしら?とおもってる。
今週もがんばるわ。

おやすみ。Have a good week!

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DJ MIHOKOさんの話を聞かなかったらたぶん行かなかっただろうコンサート。
Gil Scottを観てきました。
わたしよりちょっと上の年齢のひとにはメジャーみたいだけど、全然知らなくて。
Spoken WordっていうスタイルのSoulの大御所です。

NYではめずらしい、撮影禁止のライブだったので写真はありませんが。

前座がTalib Kweri。
いつものTaliibなライブでした。
おなじみの曲で盛り上がってたんだけど、Reflection Eternalの新曲を歌った途端客のボルテージがしゅーんって下がって。
Talibは「みんなしらないよね、やめます」とかいって中断。
あ、Talib空気読んだ!って爆笑してしまった。

それから、Gilとサックス奏者のGary Bartz!!
お客さんの年齢層が高くてみんな立ってらんないのでShowはサクサク進みます。

MCの部分は何を言ってんのかまったくわからないくらい、ホームレスのおじいちゃんみたいなGilでしたが、歌うとめちゃめちゃかっこよくて、渋くて、深い。
何十年も使ってるだろうぼろぼろのキーボードを弾きながら、奏でる。

Gil Scottの曲はほとんど知らないのに、わたしは号泣。
なんで涙が次から次へと溢れて来るのかわからないけど、泣いた。
彼氏くんもびっくりするくらい、止まらなかった。

ライブを見て泣いたのは初めてだった。
彼の人生を感じるっていうか、しみ込むっていうか、うまく言えないけれど。

音楽の効用を受けた!ってかんじ。

行ってヨカッタ。。。



ところでMIHOKOさんから聞いたGilとの話。
MIHOKOさんのBlogのアメンバーになれば読めるのでぜひ読んでください。
MIHOKOさんのプライベートも見れちゃうし。
ぜひぜひ。