(結果を出していないからこんな相談はできない・・)
と自分の意見や希望を上司に率直に話すことができない、
そんなジレンマに陥るケースは間々あることだと思います。
ただ、逆(上司)の立場からするとそれは
会社としての機会損失につながったり、
本人の成長機会を奪うことになったり、
とマイナス面しかないものです。
これまで(過去)の実績や経験は
もちろん説得力の側面で後押し材料になりますが、
これから(未来)何を生み出していけるかは
正直誰も予想できないわけで。
適材適所ではないですが、
業務上の役割と本人の強みがミスマッチしている、
みたいな原因も十分にあり得ます。
※やり切った経験がないと話にならないので、
環境のせいにせず全力を尽くした結果である前提です
例えば新規事業であれば、
僕自身が感じる勝敗を決める最後の決め手は、
「執念」や「熱量」みたいな定性的な要素です。
机上でいくらきれいな事業計画を描いても、
実行して実行して実行して、
失敗を大量に経験しながらなんとか成功の種を見つけて、
形にできてはじめて事業として立ち上がります。
本人が覚悟をもって取り組んでいけるのか。
成果を出すイメージで脳内が占拠されているか。
成功させようとする「執念」や
世の中を変えようとする「熱量」がなければ、
過酷極まりない道程を前進することは難しいですし、
任せる側としてもいくら実績があっても躊躇します。
“これはまだ言ってはいけない・・”の世界観からの脱却を促し、
年次や経験関係なく“本気を率直にぶつけられる”、
そんな未来志向の会社にもっと進化させていきたいと思います。