こんばんは。

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お忙しい方は、下の青字のところだけ、目を通していただけるとありがたいです。


この話は、是非読んでいただけると嬉しいです。

今回、最後の都市パリでクリニックに行きました。

保険会社に連絡すると希望を聞いてくれ、クリニックの予約手配をして、予約が取れ次第、メールをくれると。

(私の携帯が通じないので、食事もとりたいし、メールで連絡してもらうようにお願いしていました。

メールなら即時通知ですぐ読めるし、どこにいても大丈夫なので)

私の前に1人同じクリニックに行く方のあと、私の通訳をしてくださると。


医療翻訳家の30-40代の女性でした。

一人前の人は、20歳くらいの女子大生。

一人で来ていて明日帰国。

診察前から泣いていましたが、出てくるとまた泣きじゃくってました。

不安ですよね。

若い女の子が1人で来て、病気になるなんて。

彼女も風邪だったようです。


乾いた咳と鼻はかめないくらいしかでないけど、何となく鼻水が喉に下がってきて、それで咳をしたくなる。

熱はないけと、ちょっと頭痛がする。

胸がちょっと苦しい。

診察の結果、抗生物質の必要のある風邪ではない。

コロナの可能性は、ゼロ。

喉も腫れてない。

喘鳴音だけが気になるので、これがさらに悪くなると肺炎になる。

なので、処方されたのは、咳止めシロップ、喘息の吸入器、鎮痛剤、鼻スプレー


通訳さんは、とても優しくて明るい女性だったので

少しお話をして別れました。

帰り際、薬の飲み方や不安なこととかあったら、LINEでもメールでもしていいから。

と名刺をくださいました。


クリニックから帰って、薬局に行き、パッキングをしつつ、回復の報告をかねてLINEをしました。

帰国するのでこんなものがあるけれど、もしお近くに来ることがあって、迷惑でなければ貰ってくださいと。

クロワッサンとか食べていたので、もう和食はなくてもいいかなと残っている食料品や医療品などの写真をお送りすると、ちょうど私の帰国日にそばにお仕事で来るのでその時に寄ってくださると。


そしてその時にいろいろなお話をお伺いしました。


体調が良くなったという連絡が一番嬉しい。

今回のことはいい経験だと思ってもらえると嬉しい。

保険に入っていれば、全額返ってくるから安心してね。

保険は必ず入るように。

みんなが元気に帰っていくわけじゃないの。

亡くなる人もとても多くて、中には半身不随の人とか、たくさんチューブをつけたまま帰国する人とかいるの。

そんな時にお金の計算をしなきゃいけない姿を何度も見て来たの。

悲しいでしょ。

命がかかってる時にお金のことを考えなきゃいけないなんて。

でも仕方ないの。高額だから。

日本に帰ったら伝えてね。

海外旅行保険には必ず入って来てね。と。


私もヨーロッパ周遊ツアーで,大学生の男の子が

エジプトで感染→ギリシャで発症→イタリアで亡くなる→

私たちはパリで

診察を受け、念の為の薬をツアー会社から配布されたことがありました。

帰国日に男の子もご両親と帰国したと聞きました。


元々保険に入るのは当たり前だと子供の頃から思っていたので入らずに海外旅行に行ったことはありません。

が、子供連れでもカード付帯の保険があるからと入らない人などに出会いました。

私も一瞬は迷います。

高額なので。

でも旅行の費用の中に保険は含まれてる。

そう思うことにしてます。

燃油サーチャージのように。

入るのが当たり前。

使わずに済めばラッキー。

使ってしまったら、入っておいてラッキーだったと。

大きな病気や事故に遭ったら、カード付帯なんかじゃとっても間に合わないと教えてもらいました。


私は軽い症状でかかりましたが、そうでない人の方が当たり前に多いと思います。

私も薬アレルギーを持っていて、間違って飲んでしまうと呼吸困難になるので、フランス語での通訳をしていただくことで、安心して診察を受け、薬を飲むことができました。

保険に入っていたからこそです。

自費で通訳さんなんて、とても呼べません。

ただ通訳をしてくれるだけではなく、病気で不安な若い女の子を励ましたり、私の帰国のためのロワシーバスについて、ネットで調べ、かつホテルの方に聞いてくれたり。

重い症状の方の時はさぞ辛いお仕事なんだろうなとお話を聞いていて思いました。

私もツアーでとても親切だった男の子が亡くなった時、親御さんの気持ちを考えると辛いなと思っていましたがそのサポートをされる方はもっと厳しい現実を目にしているんだと思います。

その上で、せめてそんな時にお金のことを考えなくてもいいように保険は必ず入って来てねとの言葉でした。

そういう姿を見てきて、当事者の心境を考えるととても辛いと。

優しい方だったので余計にそうなんだと思います。


日本でも生命の選択を迫られる時にお金を考えなくてはいけない人がいると。

国保に入ってないから、入院はできない。

今連れて帰ったら、死んじゃいますよ。

と言っても仕方ないんです。と連れて帰ると。

という話を義姉が臨床医だった頃,聞きました。

毎晩、ポケベルが鳴って、飛んでいっていたころのはなしです。


私は対象が子供だったら、何としても助けてくれと言いますが、自分だったら家族に大きな借金を背負わせてまで・・・と思っちゃいます。

さらに保険に入っていれば、診てもらえても、払う宛のない人間を海外の病院は引き受けてくれるかすらも怪しいです。

日本とは違いますから。


昨年はクルーズ保険に入っていたのとタイミングよく、隔離終了が下船日だったので良かったですが

クルーズでも言われましたが、緊急搬送になるとクルーズだとヘリを飛ばすので、可愛い金額ではないので、保険に入ってなければ、本当にまずいと。

1度緊急搬送でヘリで送られたのを見たことがあります。


あと、今とてもロストバゲッジが多いです。

それは、航空会社に勤める娘の友人から聞いていました。

多いと聞いていても荷物を持ち込まなかったのには、1回目は、ただの油断驚き

2回目は、私自身の乗り継ぎがタイト過ぎて、荷物をチェックされていたら、間違いなく乗れていませんでした。

なので、結果的には良かったです。

二度とタイトな乗り継ぎはやめようと心に誓いましたが真顔

あちこちで走って、走って、ゲートクローズ3分前にゲートに到着。

それほどタイトでした。

保険に入っていたので1回につき、10万円まで最低必需品は買うことができるので私的にはラク出来て良かったこともあります。

ブダは、大変でしたがアセアセ

やはり保険は大きいです。