三宮に新しくできる運動器カテーテル治療を行っているクリニックの仮施設へ行ってきました。
現状について色んなお話をして「典型的なアロデニア(?)の状態」と言われました。
怪我や手術で損傷したところを治そうと、細かい血管がたくさんできたと考えられる。
血管には神経が必ずついて成長するので、そのために酷い痛みがあるのだろう。
との見解でした。
そして、血管を正常化する注射のお試しができるとのことで、特に痛みの酷い3ヵ所に打ってもらいました。
針を刺すのも液が入るのもかなり痛かったけど、普段の痛みがあまりにも酷いのでそれと比べるとちょっとマシな傷みでした。
運動器カテーテル治療をすればかなりの改善が見込まれると言われています。
帰宅してから動かしてみるとビックリするくらい可動域が上がっていました。
翌日のリハビリでも変わらず可動域がキープできていて、それプラスで軽く押してもらったりしました。
筋トレもいつもよりは痛みがマシになった分やりやすくなっていました。
昨日のリハビリでは、若干痛みが戻ってはいるし、その分可動域も若干下がってはいるものの、入院で斜角筋ブロックをしたときと比べると圧倒的に効果が持続しています。
服が触れるだけでも痛かったのは、今は全くありません(^^)
それだけでも、生活が楽になったので本当に良かったです‼️
が、運動器カテーテル治療は自由診療なので高額です。
二つ返事で「お願いします!」と簡単に受けられるほどの余裕はないので、しっかりと考えて答えを出そうと母とも話していました。
5/23(木)
飼っているニャンコ2匹のうちの1匹(♂スバル)の様子がおかしいことに気付く。
私が自室から11:00過ぎに出てくると、普通ではない鳴き声を1度あげる。
そして、その時にいた場所から全く動かないのです。
気になりながらも12:30頃に家を出てリハビリに行き、帰りに少しお買い物をしてから帰宅。
玄関を開けて家に入るなり、また普通ではない鳴き声を1度あげる。
場所は出掛ける前と全く変わっていない。
仕事に行ってる母に、ひとまずLINEで連絡し朝の様子を聞く。
朝は普通にゴハンを食べていたとのこと。
スバルを抱いてリビングに移動し、クッションを敷いた椅子の上におろす。
やはりその場から全く動かない。
少し動こうとしたので椅子からおろすとトイレに向かう。
少しフラフラする。
トイレに自分では入れない。
上半身をトイレに入れるとウンチをしたので下半身もトイレに入れると4つほどしてその場で動けなくなる。
抱えてトイレから出して様子を見ると、ふらつきながらも少しだけ歩きその場で座り込み動かなくなる。
夕方、母が帰宅してから相談して、調べて近所の動物病院へ行く。
採血してもらったが、数値は全て異常なし。
念のため夜間診療をしている病院を教えて下さいました。
帰宅後も動かないし飲まず食わずが続く。
無理矢理お口のまわりに水をつけて舐めるように促す。
翌日5/24(金)
私は午前中に予定があったが、予定をキャンセルして家にいることにした。
ほぼ動かなくて、たまに動いてもフラフラしてまともには歩けなくなっていく。
夕方の診察開始時間に合わせて動物病院へ連れていく。
再度採血とレントゲン・エコーをしてもらうも、特に異常が見つからない。
尿がたまっているので抜いてもらう。
先生は「どれも異常がないので、恐らく脳の中で何かが起きているんだと思います。検査センターが月曜日に空きがあるのですが検査されますか?」と。
「心配なので、明日様子を見させてください。」と言ってくださいました。
帰宅して母と相談しつつもお互い「もう17歳くらいの高齢だし、全身麻酔で検査をすることが怖い」と不安があった。
更に、このスピードでの悪化。
月曜日まで持つのかな?とも思っていた。
お互いその時は口には出さなかったけど。
その後も、私と母で交代しながらずっと抱っこをして過ごしていた。
全く動かず呼吸が苦しそうになっていく。
5/26(土)
時々「ハァー」とか弱く苦しい息を吐く。
交代で抱っこしていた日付が変わった1:00頃、母の腕のなかで静かに息を引き取りました。
泣きながらもスバルをナデナデして「今までイッパイありがとね」ってたくさんたくさん伝えました。
お昼前、動物病院へ電話をしました。
受付の方に亡くなったことを伝えると先生に代わってくださり、改めて「夜中に亡くなりました。丁寧に診て頂き、本当にありがとうございました。」とお伝えしました。
先生は「こんなに急激に悪化したのはやはり脳に何かがあったんだと思います。お力になれず申し訳ないです。ご丁寧に連絡をありがとうございました。」と仰っていました。
土曜日は母はお仕事です。
夕方早めに帰宅して、火葬してもらえるところを探しました。
車がない我が家。
できれば立ち会い火葬を希望していたのですが、なかなかスバルと一緒に送迎してもらえる所が見つからずでした。
ネットで調べながらたくさんの所へ電話をして、車で小一時間かかる所が「うちは基本的に立ち会い火葬をしています。ご家族の最後の時ですから、もちろんご家族さんと一緒に送迎車で移動していただきます。」と言ってくださったんです。
5/27(日)
11:00にお迎えに来てくださり、スバルと一緒に山の中の自然豊かなところで火葬して頂き天国へ旅立ちました。
火葬していただいている間、建物の外へ出てお空を見ながら火葬場の奥さまがたくさんの思出話を聞いてくださり涙も流して下さいました。
高齢のスバルですがお骨も綺麗に残っていて、老衰や内臓疾患などではなく、直前まで元気に動き回りゴハンもしっかりと食べていたことが分かりました。
スバルの頭の中で何が起こっていたんだろう?
答えの出ない疑問だけが残りました。
持っていった写真1枚を額に入れて下さったり、持ち帰り用に綺麗なお話もご用意して下さったり。
とても丁寧に寄り添った対応をしてくださいました。
帰宅後、スバルの入った骨壺と写真・お花をテーブルに置きスバルとの思出話を母としながら、「あの火葬屋さんにしてもらって本当に良かったね。」って言っていました。
祖父母の死は経験しているものの家族の死は初めての経験。
片手に2匹が乗るほど小さい時から我が家の家族になったんです。
ミルクを飲ませたり下の世話も必要な頃からずっと。
弟はどう思ってるんだろ?
ちょっと涙を流した場面もあったから、死んでしまった。淋しい。そんな気持ちはたぶんあるんだと思うんだけど。
「死」というものをどこまで理解していてどんな風に捉えているのかな?
弟の心は大丈夫かな?
母はすっかりスバルロスになっていて、お仕事にはもちろんちゃんと行ってるけど、帰宅してからの母はやっぱり元気がありません。
もう1匹の♀リョウも、いつも一緒にいた相方がいないことが不安で怖くて仕方ない様子が続き、隠れてしばらく出て来なかったんです。
昨日から少しずつ姿を現すようにはなったけど、ビクビクしていたりよく鳴きながら家の中をウロウロしていたり。
スバルを探しているような様子が見られます。
リョウのことも心配です。
私もたまらなく淋しいし悲しいけど、母がロスになっているので私がしっかりするしかないですね。
弟とリョウの様子に気を付けながら、母が落ち着くのを待ちたいと思います。
スバル
たくさんの癒しと笑顔を与えてくれてありがとう
たくさんの思い出をありがとう
お空から家族を見守っていてね。
他にももう少し書きたいことがあるんやけど、長くなったからまた今度にします。
悲しいお話で終わってしまいごめんなさい。

