イライラばかりしている親に育てられた子供はいつしか親の言うことを聞かなくなります。
それは、親の暴言で心が傷つけられるのを守ろうとする、防衛本能の表れです。
「いつまでたっても反抗的」としか見えない親は、より激しく怒るようになり、力でねじ伏せようとする。
結果、親の方が疲れてしまい「あなたの好きにしなさい」と白旗を上げた場合、放置するのは問題ですが、ありのままの子供を受け入れるようになると親子関係が上手くいくことが多いとのこと。
成長して大人になったとき、反抗期は凄かったと笑い合える関係が待っています。
しかし、問題は親の怒りに子供が屈してしまった場合です。
親が勝ってしまうと子供は無抵抗で従うようになります。完全に親に支配された状態です。
一見いい子に見えますが、その実態は「自分」を持たないうつろな存在。
自分の意志で自分の人生を切り開いていくことが難しくなってしまいます。
親に支配されるもう一つの問題は、親が子供に対して過度な期待を寄せすぎてしまうこと。
頑張って目標を達成したとしても、もっと高い目標が設定されます。親の期待はどんどんレベルアップしていくのです。
「もっと」と言われることは、子供にとって「こんなに頑張ってもまだ足りないのか」という絶望感と、「期待に応えられない自分はダメなのか」という自己否定感に繋がるだけ
もし「子供が親の言うことを聞かなくて困っている」と悩んでいるなら、まだ問題は始まっていません。
「どうにかして親の言うことを聞くようにさせたい」と過剰に叱ることによって、問題は次々と起こっていくのです。
根本的な問題は子供側、親側の2つ
子供側‥‥なぜ親の言うことが聞けないのか
親側‥‥なぜ子供に話を聞いてもらえないのか
次回、この2点について子供、親自身のココロにスポットを当てて見ていきましょう。