楽しみなことがあると、すぐに熱を出す僕。
今までも花火大会の当日や、スキーに行く当日、カンボジア旅行に行ったその日など
「ここぞ!」というときにかなりの高確率で熱を出します。
遠足を楽しみにしすぎて当日に熱を出す子供みたい。
イベントごとの直前に熱を出すため、彼女や友達にさんざん迷惑をかけてきました。
金曜日の午後、体に違和感を感じ
「この感じはまさか・・・」とブルーになりながら半日を過ごし
仕事が終わって帰宅した後、夜中の出発に備えてすぐに寝ました。
起きてからも体のダルさは抜けず、不安になりながら体温を計ると
36.4。
平熱だとわかり、気持ちが楽になったのと同時に、体も幾分か楽になりました。
午前1時
集合場所に向かう途中に忘れ物に気がつき、引き返して5分ほど遅刻。
合流し、僕の狭いジムニーに荷物を詰め込み、仙丈ヶ岳に向かいました。
一緒に行くのは、職場の先輩(というか上司)であるヒロタさん。
富士山にも一緒に行った山仲間です。
年がひと回り違うのに趣味が合うこと。
初の南アルプス&山小屋泊にテンションあがりまくりで
休憩しつつ、踊る大捜査線のDVDを見ながら中央道を走る事4時間。
長野県側の拠点となる仙流荘前のバス停に着きました。
始発のバスに乗って山に向かう人も多いようで、みんな動きだしが早かったですが
僕たちは8時のバスに合わせて少し仮眠。
6時半に起きて、頂上の寒さを想像しながら荷物をまとめ、バス停へ。
↑ちょうど朝日がのぼってきました。
南アルプス林道バスに乗り込み、道中の解説を楽しく聞きながら
鋸山や甲斐駒ケ岳、そしてこれから向かう仙丈ヶ岳に見とれていました。
この時点でかなり満足。
初日は薮沢ルートを歩く計画なので、大平山荘前で下車。
↑山の朝のすがすがしさを感じつつ
期待と不安が半分ずつくらい入り交じってさらにテンションがあがります。
9:00にスタート。
↑天気も良く、朝日を浴びた樹林帯は最高にキレイでした。
本には「南アルプスらしい樹林帯」という解説文が。なんだそりゃ。
↑きっちり苔写真も、
↑15分ほど歩いて、木々の間から見えて来た鋸山。
これから先、こういう眺望がたくさん見られると思うと
うれしくてうれしくて。
子供をたくさん連れた家族や、年配のクライマー、身軽なトレイルランナーなど
たくさんの人が頂上を目指して歩みを進める中
僕とヒロタさんは歩いては立ち止まって写真を撮り、また歩いては写真という感じで。
たくさんの人に追い抜かれながら、ゆっくりゆっくり頂上を目指しました。
↑沢が見えてきました。背中には甲斐駒ケ岳もキレイに見えます。
この時点でかなり寒くて、水しぶきがかかった河原は凍っていました。
とはいえ、歩いていればやっぱり暑く
途中で休憩を重ね、服も脱いだりして調節。
↑相変わらず写真撮りまくりのスローペースで
薮沢を離れるあたりで既に11:55。
↑天気が良くて、景色が良いからついつい足を止めてしまう。
仕方ないじゃんね。
↑馬の背ヒュッテ着。12:15。
ここでお昼休憩。
↑買ったばかりのクレイジークリークのオリジナルチェアを使って
上機嫌な僕。こりゃ快適だ。贅沢をしてよかった。夏には花火大会にも持っていこう。
↑ここで給水。
前日に仙丈小屋に電話をして、水があるかどうかの確認したら
「ちょうど昨日枯れました」って言ってたし。命の水はしっかりキープ。
この他にも1L持ってるんだけどさ。ここで12:45。
日がすっかり高くなり
日差しを感じながら馬ノ背を進んで
↑ついに薮沢カールが見えてきました。
仙丈小屋も見えてきた。
ただでさえスローペースの初心者2人組。
ここからさらにペースダウン。
↑カバンも降ろしてやりました
↑座り込んで、寝転がってやりました
すべてはこのすばらしい自然のせい。
↑この景色をただ素通りするなんてもったいない!
ここで30分弱ゴロゴロしてみました。至福の時間です。
14:00になり
そろそろ仙丈小屋に向かうことに。
最後の登りを少しずつ歩いていると、
「ブーブー」という鳴き声がどこからともなく聞こえてきました。
「こんな高いところでブタでも飼ってるのかな?」と思って、まわりを見回してみたら
↑鳴き声の正体はコイツでした。なんだ鳥か。ブタじゃないじゃん。
あれ?この鳥どっかで見たことあるな・・・と思いつつ写真を撮る。
その時、ちょうど近くを通りかかった年配のクライマーに声をかけてみた。
僕「すみません、あそこにいるのってライチョウですか?」
「ん?あーホントだ!あれはライチョウだよ」
ってなわけで。ライチョウでした。まさか見られるとは思わなかった。
このあと近くを通る人たちは一斉にカメラを構えて、10人くらいで撮影大会。
ライチョウもサービス精神を出したのか、仲間を連れてきて。
5羽くらいいました。
で、そのあとすぐに仙丈小屋に到着。
↑14:30着。
スタートしてから5時間半。予定より1時間半くらい遅かった・・・
受付を済ませて、部屋に通され、荷物を降ろします。
↑寝るのは2階。1階は共同スペースみたいな。ご飯もここで。
薪ストーブもありました。
↑ご飯まで結構時間もあったので、地図を広げて
明日のルート確認と、周辺に見える山を調べたりして過ごしました。
ちょっと外にも出てみた。
↑0度・・・寒い。冷え性には辛い。
夕食の準備が16:30過ぎに始まりました。
↑こちらが夕食。
山の上でご飯が食べられるなんて。ありがたい。
酒はやめておきました。もっと山に慣れたら酒も楽しみにしよう。
夕食後は、ほとんどの方が自分のスペースに戻り横になっていました。
食事中に消灯が19:30であることが告げられ、
そんな早い時間に寝られるかなという声があちこちから聞こえてきまして。
その割にはみんな早い時間に寝ていた。
疲れているのは当たり前だから、横になれば寝られるよね。
小屋の周辺を含む頂上付近は、15:00頃からガスに包まれ
あたりは何も聞こえなくなってしまいました。
それでもわずかな望みを持って、外に一人で出てみました。
気温計がマイナスを指す中、外のベンチに座椅子を持ち出して座り、
山の空気を一人で満喫。
そこには同じように外の空気を楽しむ人が数人いたので
話しかけてみました。
埼玉からきたこと、朝駐車場を間違えたこと、夏に鳳凰三山にいったこと、
旦那さんは先に寝たこと、子供がいること、孫もいること、
山を登る男はかっこいいこと、年末は第九を歌うこと・・・
僕の母親と同じくらいの年齢とは思えないほど
パワフルなこの女性との会話はしばらく続きましたが
寒さに負けて小屋の中へ。
↑あたりは当然ながら真っ暗で、
小屋の灯りだけが山にポツンとありました。
このあと、小屋にあった漫画「岳(ガク)」を読んで
山の怖さを改めて痛感。
19:15頃に布団に入り就寝。
山小屋の夜は楽しく過ごせました。
つづく
今までも花火大会の当日や、スキーに行く当日、カンボジア旅行に行ったその日など
「ここぞ!」というときにかなりの高確率で熱を出します。
遠足を楽しみにしすぎて当日に熱を出す子供みたい。
イベントごとの直前に熱を出すため、彼女や友達にさんざん迷惑をかけてきました。
金曜日の午後、体に違和感を感じ
「この感じはまさか・・・」とブルーになりながら半日を過ごし
仕事が終わって帰宅した後、夜中の出発に備えてすぐに寝ました。
起きてからも体のダルさは抜けず、不安になりながら体温を計ると
36.4。
平熱だとわかり、気持ちが楽になったのと同時に、体も幾分か楽になりました。
午前1時
集合場所に向かう途中に忘れ物に気がつき、引き返して5分ほど遅刻。
合流し、僕の狭いジムニーに荷物を詰め込み、仙丈ヶ岳に向かいました。
一緒に行くのは、職場の先輩(というか上司)であるヒロタさん。
富士山にも一緒に行った山仲間です。
年がひと回り違うのに趣味が合うこと。
初の南アルプス&山小屋泊にテンションあがりまくりで
休憩しつつ、踊る大捜査線のDVDを見ながら中央道を走る事4時間。
長野県側の拠点となる仙流荘前のバス停に着きました。
始発のバスに乗って山に向かう人も多いようで、みんな動きだしが早かったですが
僕たちは8時のバスに合わせて少し仮眠。
6時半に起きて、頂上の寒さを想像しながら荷物をまとめ、バス停へ。
↑ちょうど朝日がのぼってきました。
南アルプス林道バスに乗り込み、道中の解説を楽しく聞きながら
鋸山や甲斐駒ケ岳、そしてこれから向かう仙丈ヶ岳に見とれていました。
この時点でかなり満足。
初日は薮沢ルートを歩く計画なので、大平山荘前で下車。
↑山の朝のすがすがしさを感じつつ
期待と不安が半分ずつくらい入り交じってさらにテンションがあがります。
9:00にスタート。
↑天気も良く、朝日を浴びた樹林帯は最高にキレイでした。
本には「南アルプスらしい樹林帯」という解説文が。なんだそりゃ。
↑きっちり苔写真も、
↑15分ほど歩いて、木々の間から見えて来た鋸山。
これから先、こういう眺望がたくさん見られると思うと
うれしくてうれしくて。
子供をたくさん連れた家族や、年配のクライマー、身軽なトレイルランナーなど
たくさんの人が頂上を目指して歩みを進める中
僕とヒロタさんは歩いては立ち止まって写真を撮り、また歩いては写真という感じで。
たくさんの人に追い抜かれながら、ゆっくりゆっくり頂上を目指しました。
↑沢が見えてきました。背中には甲斐駒ケ岳もキレイに見えます。
この時点でかなり寒くて、水しぶきがかかった河原は凍っていました。
とはいえ、歩いていればやっぱり暑く
途中で休憩を重ね、服も脱いだりして調節。
↑相変わらず写真撮りまくりのスローペースで
薮沢を離れるあたりで既に11:55。
↑天気が良くて、景色が良いからついつい足を止めてしまう。
仕方ないじゃんね。
↑馬の背ヒュッテ着。12:15。
ここでお昼休憩。
↑買ったばかりのクレイジークリークのオリジナルチェアを使って
上機嫌な僕。こりゃ快適だ。贅沢をしてよかった。夏には花火大会にも持っていこう。
↑ここで給水。
前日に仙丈小屋に電話をして、水があるかどうかの確認したら
「ちょうど昨日枯れました」って言ってたし。命の水はしっかりキープ。
この他にも1L持ってるんだけどさ。ここで12:45。
日がすっかり高くなり
日差しを感じながら馬ノ背を進んで
↑ついに薮沢カールが見えてきました。
仙丈小屋も見えてきた。
ただでさえスローペースの初心者2人組。
ここからさらにペースダウン。
↑カバンも降ろしてやりました
↑座り込んで、寝転がってやりました
すべてはこのすばらしい自然のせい。
↑この景色をただ素通りするなんてもったいない!
ここで30分弱ゴロゴロしてみました。至福の時間です。
14:00になり
そろそろ仙丈小屋に向かうことに。
最後の登りを少しずつ歩いていると、
「ブーブー」という鳴き声がどこからともなく聞こえてきました。
「こんな高いところでブタでも飼ってるのかな?」と思って、まわりを見回してみたら
↑鳴き声の正体はコイツでした。なんだ鳥か。ブタじゃないじゃん。
あれ?この鳥どっかで見たことあるな・・・と思いつつ写真を撮る。
その時、ちょうど近くを通りかかった年配のクライマーに声をかけてみた。
僕「すみません、あそこにいるのってライチョウですか?」
「ん?あーホントだ!あれはライチョウだよ」
ってなわけで。ライチョウでした。まさか見られるとは思わなかった。
このあと近くを通る人たちは一斉にカメラを構えて、10人くらいで撮影大会。
ライチョウもサービス精神を出したのか、仲間を連れてきて。
5羽くらいいました。
で、そのあとすぐに仙丈小屋に到着。
↑14:30着。
スタートしてから5時間半。予定より1時間半くらい遅かった・・・
受付を済ませて、部屋に通され、荷物を降ろします。
↑寝るのは2階。1階は共同スペースみたいな。ご飯もここで。
薪ストーブもありました。
↑ご飯まで結構時間もあったので、地図を広げて
明日のルート確認と、周辺に見える山を調べたりして過ごしました。
ちょっと外にも出てみた。
↑0度・・・寒い。冷え性には辛い。
夕食の準備が16:30過ぎに始まりました。
↑こちらが夕食。
山の上でご飯が食べられるなんて。ありがたい。
酒はやめておきました。もっと山に慣れたら酒も楽しみにしよう。
夕食後は、ほとんどの方が自分のスペースに戻り横になっていました。
食事中に消灯が19:30であることが告げられ、
そんな早い時間に寝られるかなという声があちこちから聞こえてきまして。
その割にはみんな早い時間に寝ていた。
疲れているのは当たり前だから、横になれば寝られるよね。
小屋の周辺を含む頂上付近は、15:00頃からガスに包まれ
あたりは何も聞こえなくなってしまいました。
それでもわずかな望みを持って、外に一人で出てみました。
気温計がマイナスを指す中、外のベンチに座椅子を持ち出して座り、
山の空気を一人で満喫。
そこには同じように外の空気を楽しむ人が数人いたので
話しかけてみました。
埼玉からきたこと、朝駐車場を間違えたこと、夏に鳳凰三山にいったこと、
旦那さんは先に寝たこと、子供がいること、孫もいること、
山を登る男はかっこいいこと、年末は第九を歌うこと・・・
僕の母親と同じくらいの年齢とは思えないほど
パワフルなこの女性との会話はしばらく続きましたが
寒さに負けて小屋の中へ。
↑あたりは当然ながら真っ暗で、
小屋の灯りだけが山にポツンとありました。
このあと、小屋にあった漫画「岳(ガク)」を読んで
山の怖さを改めて痛感。
19:15頃に布団に入り就寝。
山小屋の夜は楽しく過ごせました。
つづく