今週の振り返り

 

今週は、日経平均株価は前週末比+0.79%、TOPIXは+1.57%、グロース250指数は▲0.26%でした。 
 
祝日もあったため、営業日は3日間でした。
日経平均株価は多少の上下がありながらも横ばい圏での推移で、TOPIXは比較的強かったですが、グロース指数は相変わらず軟調です。
 
一方で、為替相場は想定通り荒れた展開になりました。
先週末はドル円相場が158円前後でしたが、月曜日には祝日の流動性が低い中で一時160円を超えて円安が進んだことを受け、行き過ぎた値動きと判断した政府が数回に渡り円買い介入を行ったとみられ、154円台まで戻りました。
その後は157円まで円安になり、木曜日の早朝には再び介入があったものと思われ153円ちょうどまで円高が進みました。
その後156円まで円安になり円安圧力の強さが残っていましたが、米国のFOMCの結果、量的引き締めを見直すハト派の政策を打ち出したことで円売りドル買いの勢いは失速し、金曜日には米国の雇用統計の下振れもあり152円台で落ち着きました。
 
3~4%円高になっていますので、ドル建ての日経平均株価も見た目としては同様の下げとなります。
海外投資家から見た場合の日本株の割安感が低減してしまいますので、金曜日の日経平均先物は米株の堅調さと裏腹にわずかな上げ幅となっています。
 

  今週の売買

 

<月曜>

祝日

 

<火曜>

トーホー 買い(信用) 300株 3155.5円

トーホー 買い(信用) 300株 3190円(+10,350円)

 

<水曜>

プログリット 買い(信用) 1000株 1050円

 

<木曜>

サイバーエージェント 買い(現物) 100株 950円

 

<金曜>

祝日

 

信用で短期売買を行ったのと、少し前に売却したサイバーエージェントが値下がりしてきたので9月の優待権利を前にまず100株を買い戻しました。

 

  現在の保有株と損益

今週の確定損益は+10,350
現在の含み損益は▲65,480円(先週末比+113,670円)
損益率は+1.04%でした。
 
まだ含み損の状態ですが、少し回復しました。
来週以降、円高局面になるのであれば大型輸出株から内需グロース株に資金が流入してくることも考えられ、グロース株の反転を期待したいところです。
また、トーホーも年初に円高メリット銘柄として投資した銘柄ですので、追い風に転じてくれればよいのですが、どうでしょうか。
 

  来週以降の見通し

 

来週は、まずは為替相場が落ち着いてくれることを期待したいところです。

あまりに過度に円高が進行してしまうと、それはそれでリスク回避的な売りが発生しそうです。

 

あとは個別株の決算発表がピークを迎えます。

私の主力株も決算発表を控えていますので、そちらの結果には注目です。

 

米国株はFRBのハト派姿勢を受けて堅調ですし、日本株も連休明けで相場の活況が戻りそうです。

一方で、セルインメイという格言もありますし、そろそろ米国大統領選が意識したリスク回避売りの動きも出始めそうです。

 

なかなか予想しにくい相場が続きそうですが、個別株を見定めて投資していきたいと思います。