今週の振り返り

 

今週は、日経平均株価は前週末比+1.09%、TOPIXは+0.63%、グロース250指数は▲2.34%でした。 
 
今週の日経平均株価は、先週の大幅高から目立った調整もなく、底堅い1週間となりました。
米国も金曜日は年初来高値を更新する勢いで上昇しており、週明けの上昇スタートが期待できます。
 
一方でグロース株はまだまだ弱い状態が続いています。
米国経済の堅調さが確認されるにつれ金利が再び上昇してきましたので、それ自体がグロース株にとって逆風になりますし、円安進行により大型外需関連株が志向されることにもつながりました。
 
なお、足元の株価上昇は新NISA効果かと思っていましたが、実際には外国人投資家、特に中国マネーが流入してきているため、との観測もあります。
中国経済が大きく失速する中で、日本株に逃避する形で買われているようですが、その流れがどこまで続くのかにも注目されます。
 

  今週の売買

 

<月曜>

なし

 

<火曜>

なし

 

<水曜>

プログリット 買い(現物) 100株 1190円

 

<木曜>

なし

 

<金曜>

ソフトクリエイトHD  買い(信用) 1000株 1687円

 

プログリットは、先週のストップ高で売却した100株を反落したところで買い戻しました。

ソフトクリエイトHDは新規インです。安定したビジネスをしているので、大化けすることは期待していませんが、株価がボックス圏の下値付近にまで下がっていたので短期のキャピタルゲイン狙いで購入しています。

 

 

  現在の保有株と損益

週間での確定損益は+0
現在の含み損益は+1,819,880円(先週末比+124,050円)
損益率は+1.29%でした。
 
今週も指数をアウトパフォームしました。
出来過ぎな感じもしますので、一時的なものと考えてあまり調子に乗らないようにしたいと思います。
 

  来週以降の見通し

 

年明けからハイペースの上昇が続いていますので、しばらくは時間調整の局面になるかなと考えています。

 

先週、外国人投資家が日本株を買っているときに、日本の個人投資家は逆に売り越していますので、今後少し株価が下がったところでは余力が増えた個人投資家の資金が入ってくることで底堅い動きになることが期待されます。

 

また、来週は日銀の金融政策決定会合があります。

こちらは既に政策据え置きが織り込まれておりますので、金融緩和継続が発表されたところで大幅高にはならないと考えられます。

逆に、植田総裁の今後の経済見通しや政策スタンス次第では、下落方向に振れるシナリオも十分に考えられますので、留意しておきたいところです。