4486 ユナイトアンドグロウ
業種:IT人材・知識の提供
従業員数:155人(2020/3月末)
売上:11億円(2017/12期)→13億円(2018/12期)→16億円(2019/12期)
純利益:0.67億円(2017/12期)→1.23億円(2018/12期)→1.33億円(2019/12期)
株価:1603円(9/20日現在)
予想PER:36.51倍
PBR:5.33倍
配当利回り:0.31%
優待:なし
昨日の記事でも少し触れた銘柄です。
基礎情報
・中小企業、中堅企業向けに、IT人材や知識を提供し、IT関連の業務をサポートする事業を展開しています(IT人材のシェアリングサービス)。
・大企業がプロジェクト単位で導入するITコンサル会社とはやや異なり、小規模な案件でも時間単位で業務を委託できるところに特徴があります。
・IT系フリーランス人材を探せるプラットフォームサービスもありますが、当社の場合、フリーランスではなく当社所属の正社員が継続的にサポートするので、委託する時の信頼感も担保されます。
・システム開発を受注する(請負契約)のではなく、システム開発を発注する側の手伝い(準委任契約)をするイメージ。
・平たく言うと、弁護士や産業医との顧問契約のIT版といった感じで、中小企業等にとっては時間制課金で気軽に相談ができる存在、となっているようです。
業績
・増収増益を続けていますが、伸びは少し緩やかです。
・人材派遣のような側面もあるので、どうしてもマンパワーの増加以上に売上を伸ばしにくい事業構造です。ただし、人材確保は順調に進めており、今後も徐々に業績は伸びるでしょう。
・足下では、会員数は500社を超えているものの、コロナの影響もあり稼働社数が190社前後で少し伸び悩んでいます。
・今後は社員数の増加と、社員一人当たりのスキルアップによる単価増による増収と利益率向上が計画されています。
財政状態
・設備投資も不要な業態なので、自己資本比率は70%超、かつ現預金水準も高いため、安全性は高いです。
株価
・去年の12月に東証マザーズに上場したばかりです。
・先日、株式分割を行い、立会外分売も実施していますので、将来的には東証二部等への市場替えも志向していると見られます。
・時価総額がまだ低く、今後大きく成長する可能性も秘めていると考えれば、PERやPBRの水準も許容できるかなと思います。
今後の見通し
・世間では、デジタルトランスフォーメーション(DX)需要が旺盛です。コロナ禍を受け、業務のリモート化、自動化が喫緊の課題と認識されるようになり、旧態依然とした役所の現場ですら、行政手続きでの押印の不要化、マイナンバーカードを使った行政など、デジタル化が急激に進もうとしています。
・一方で、中小・中堅企業はまだまだ紙や手作業での事務も多く残っており、これを自動化していくことが生産性向上の要諦となっているとみられますが、中小企業では人材や資金がないことがデジタル化の阻害となっています。
・当社サービスにより、少額からでもIT人材やIT知識を取り入れられるとなれば、導入企業数も増えていくのではないかと考えられます。
・中小企業向けに特化しており、中小企業で求められる知識やスキルを見える化して上手に人材管理しているのも当社の強みで、他社に模倣できない一因と言えそうです。
・現在は首都圏での営業となっているようですが、他地域への展開により業容も拡大していくことが期待されます。
結論
・中長期目線で買えると思います。
・株価は、先週調査をした時点では1300円台だったのですが、グロース株相場に乗って一気に上昇してしまいました。
・先週の上昇は、新政権のデジタル庁構想からの連想買いもあったかもしれません。間違いなく時代の潮流に乗っていますので、今後も何かと注目され急騰することがあるかもしれません。
・ですが焦らず、どこかで押し目もあると思いますので、ゆっくり買い進めていきたいと思います。
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※当記事は特定の株式銘柄の購入を勧奨するものではありません。
あくまで投資は自己責任において行うよう、お願いします。