今週の株価は下げて始まりそうですが、その後どうなるでしょうか。
東京都内では先週の非常事態宣言の発令以降、大幅な外出自粛が行われてきましたが、金曜日の感染者数は200人超えと過去最多になりました。
自粛しているのに感染者が増え続けている、と解釈するより、自粛したからこの増加数でおさまっていると解釈すべきかとは思います。
ただ、来週以降も感染者が増え続けてしまうと、5/6までの緊急事態宣言がさらに延長されるという懸念が強まってきます。
再び、株価が毎日の感染者数に反応する相場が来るように思います。
感染者数が増え続ければ株価は下がってくると思いますが、逆に減ってくれば20000円の大台を超える可能性もありそうです。
個人的には、PCR検査の増加で陽性患者数自体は増えそうな気がするので、日経平均株価の予想レンジは18500円〜20000円と、下落を想定しておきたいと思います。
なので、今週は少し様子見で。
自粛期間の延長は、特に手元の運転資金が乏しい中小事業者には大きな負担となります。
そんな中、アメリカではロックダウンを段階的に解除するそうです。映画館の席数を減らすなど、規模を縮小しながら経済活動を再開するようです。
ワクチンができない限りコロナウイルスを完全に押さえ込むことはできませんから、爆発的な感染拡大を防ぎつつ生活を少しずつ取り戻すという考え方のようで、日本でも5月以降こうなる気がします。
みんなコロナウイルスを恐れながら生活することになるでしょうから、緊急事態宣言が延長されなくとも、引き続き自粛ムードとなるでしょうから、影響の長期化は避けられなさそうです。
多くの会社は、3〜5月は赤字になると思います。
手元の現預金が豊富にあればいいですが、なければ借入を起こすことになります。
借金が増えるとさらに追加の借入が躊躇されるため資金調達が必要な設備投資は抑えられます。また、借金は返す必要があるので、後日黒字に回復しても、返済原資を確保するために経費削減の嵐がきます。
広告宣伝費だったり、高級品が廉価品に代替されたり、人件費も削減されたり。人件費が削られると、旅行や外食といった家計支出も削減されてきて、その影響は広範になってきます。
まあ、一言で言うと不景気ですね。
そう考えると景気後退はほぼ確実、とはいえ、今後株価が下がるかどうかは別問題です。
今は日経平均株価のPBRが1倍を割っています(3月末決算で減損損失や有価証券評価差額金が発生すると、PBRはちょうど1倍くらいになるかもしれませんが。)
例えばPBR0.9倍というのは、100円のモノが90円で売っているということです。
このことは100円のモノの価値が下がる(=企業の赤字)ことを予想する向きが多いということを示していると思われます。
結局は株価は需給によって形成されるので、一時的にはもっと下落する可能性もあるとは思いますが、長い目で見ればPBR1倍割れはほとんどない事態です。
1倍割れの水準で買っておけば、長期的にはほぼ確実に1倍に戻ってくると思います。
(個別株を見るともっといろんな要因があると思いますので話は異なります。)
とはいえ、既に多額の含み損があるので、短期的にでも追加の含み損を出したくないので、なかなか強気にはなりにくく、頭でそう考えていても行動には起こせない感じですね。
投資は自己責任で、お願いします。