7779 CYBERDYNE

 

業種:ロボットスーツ製造
従業員数:84人(2019/3月末)

売上:16億円(2017/3期)→17億円(2018/3期)→17億円(2019/3期)

純利益:▲7億円(2017/3期)→▲5億円(2018/3期)→▲6億円(2019/3期)

株価:529円(2/5日現在)

予想PER:-倍

PBR:2.57倍

配当利回り:0%

優待:1000株以上保有で、「HAL」下肢タイプの割引が受けられます。

 
ロボットスーツ「HAL」を開発し、主にそのレンタル収入を得ている会社です。
重い荷物を運ぶ現場で作業員の方が使われていたり、介護士が高齢者を持ち上げる際に使われたりしているのをメディア等でご覧になったことがあるのではないでしょうか。
仕組みとしては、脳から出る微弱な信号を読み取り、体の動きをサポートすることができるというものです。
 
私も、しっかり調べるまでは介護現場で使うスーツというイメージを持っており、実際に数年前から介護現場でHALを導入するのに補助金が出るとかで導入が進んだようです。
しかし、介護士の仕事はお年寄りを持ち上げることだけではないので、いちいち着脱が手間となり、あまり使い勝手が良くないからか導入数は頭打ちとなっているようです。
なので、最近では介護士ではなくお年寄りの方が装着し、起き上がりや歩行を支援する方向にシフトしているようで、福祉の現場での導入数は若干増えてきているようです
ロボットスーツ導入台数は、ざっと以下の感じ。
  医療用 関節用 福祉(足) 福祉(腰) 介護用 作業用
2017/3月 188 208 422 0 714 274
2018/3月 257 251 371 66 781 372
2019/3月 291 252 357 919 572
2019/9月 296 281 361 933 572

 

注目すべきは、医療用です。当社が狙っているのは福祉分野だけではありません。
売上全体を見ると成長が止まっているように見えますが、医療分野での導入数は少しずつ増えてきているのです
医療分野では、現在、国内では主に神経・筋難病という難病の治療用に保険適用されています。
また、近年は国外で骨髄損傷患者の歩行回復治療用にも保険適用が相次ぎ開始されており、導入が進んでいます。
 
さらに現在、脳卒中患者のリハビリにも使えるよう、2020年度前半までに治験を終了させる予定です。
神経・筋難病と比較して脳卒中患者は桁違い(数百万人)に多いですから、治験がうまくいけばかなりの業績寄与が期待できる、という成長ストーリーのようです。
 
売上成長率の低下で株価が下がってきているため、割安感は増しているように感じます。
まだまだ研究開発段階で大赤字にはなっていますが、自己資本比率は90%超と余裕を残しており、赤字水準と比較すると向こう数年の資金繰りには問題無いと思われます。
 
治験や保険適用までそんなに簡単な道のりではないのだとは思いますが、期待や応援の意味も込めての投資と思っています。
投資方針としては、とりあえず既に100株を打診買いしています。
脳卒中向けの治験の結果が出る2020年度前半までに、少し買い増ししても良いのですが、それまでほとんど値動きが期待できないので、もう少し時期を待って実行していく予定です。
 
---
※当記事は特定の株式銘柄の購入を勧奨するものではありません。
 あくまで投資は自己責任において行うよう、お願いします。