読売新聞掲載の大ちゃんの単独インタビューを載せました。


高橋「五輪への道 財産」

★トリノバンクーバーに続く3度めの五輪はどうだったか。

「きつかった。トリノの時は、何もできず、ただ悔しかった。バンクーバーでは4回転に挑戦し、成功しなかったけど、やり切ったと思えた。今回は精いっぱいやったし、これが俺の実力だ、と受け入れられた。だけど、満足のいく演技ではなかった。代表に選ばれた責任を果たせたと言えなくて、悔しい」

★負傷した右足の状態は。


「練習を再開した12月上旬は順調だった。ただ、知らない間に右足をかばってしまい、体のバランスが崩れていた。モスクワでの直前合宿では体調も崩した。怪我の影響もあり、精神面で強くいられなかった」

★前回大会で銅メダルを手にした後は、どのような4年間だったか。


「つらかったり、うまくいかないことのほうが多かった。でもすべて経験。『銅メダルの後に辞めていたら楽だったな』と思ったこともあったが、五輪の素晴らしい舞台でまた滑ることができて良かった」


★19歳の羽生結弦(ANA)の金メダルをどう見たか。


「今季は全日本で勝てなかったが、まだまだ勝てる、と言う気持ちでやってきた。今回は『もう負けたな』と受け入れている。日本男子3人の中で最下位と言う、一番想像したくなかった状況だが、それも受け入れた。今度は結弦が日本男子を引っ張っていく。彼の金メダルを見てフィギュアを始める子もいるはず」


★高橋大輔というエースが日本男子の道を切り開いてきたからこそ手にできた金メダルでは。


「そう言ってもらえると救われる。でも僕は、自分に負けたくない、勝ちたいという一心でやってきた。それが結果的に、日本男子を強くすることにつながったのなら、うれしい」


★選手としての今後は

「今はなにも考えられない。3月の世界選手権は頭の片隅にあるが、まだ気持ちが固まっていない。休んでからゆっくり考えたい。久しぶりに何も考えない状態を楽しんでいる」


★改めて、五輪とは。


「五輪があったからここまで頑張ってこれたし、逆に五輪ために辛い経験もした。五輪は最高の舞台だけど、そこにたどり着く道のりが、最大の財産なんだと思う」  (聞き手・永井順子)



>「そう言ってもらえると救われる。でも僕は、自分に負けたくない、勝ちたいという一心でやってきた。それが結果的に、日本男子を強くすることにつながったのなら、うれしい」


大ちゃんは選手だから、負けたくない勝ちたいの気持ちで選手生活を送ってきたことは容易にわかります。



その大ちゃんの試合の会場に足を運んだり、TVの前に釘づけになったのは、そんな高橋大輔のスケートに打ち込む姿勢に吸い寄せられてしまったからなのですよね。


その大ちゃんのスケートがなによりも大好きだからなのですよね。


どんなに苦しい場面でも私たちにはその揺れ動く気持ちをほとんど見せずに、でも大ちゃん大丈夫かな?といらぬお節介な心配もさせてくれたり、、、と人間高橋大輔の一部始終に魅せられていました。


それは大ちゃんがいつもいつも変わらない気持ちでスケートと真摯に向き合ってる姿が見ていれたからなのですよね。


貴重な貴重な存在だと思います。誰もがなれるものではない。大ちゃんだからこそ、、、、、


羽生選手にメダリストとしての責任感や、自分を通して繋がっていくことへの重さのようなものにどれほどの覚悟があるのか?その受け継いでいく精神を指導する人がいるのか?スケート界はどう考えているのか?と僭越ではありますが少し不安に思います。


メダルが選手を育てるとも言われているので「エースの座 羽生へつなく」が文字の1人歩きにならないようにと願います。


と同時に、大ちゃんの悔しさが「足の完治」によって、なんの不安も、なんの恐怖も、なく演技が出来る日がくることによって、少しでもほんの少しでも消えればいいな・・・と祈っています。


>まだまだ勝てる、と言う気持ちでやってきた。

足さえ完治すればまだまだ勝てる、、、悔しいです( p_q)


(高橋大輔(27)=関大大学院=は、エキシビションでマンボの演目を検討)






マンボできまりなのかな~eyeがつくのかな~足いたいのかな、、、、、、、、










大ちゃんのフリーの日、関東(家の方は)大雪でした、、、切なかった大雪の日でした。