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五輪までの2か月。


ソチ五輪に挑む日本のフィギュアスケート男女6人のシングル代表は、総合的に見て史上最高のレベルにあることは間違いない。

バンクーバーの時もレベルは高かったが、今回は、いわゆる3番手で選ばれた選手が男子は高橋大輔、女子は村上佳菜子だった。


高橋は昨年のNHK杯で今季世界3番目のハイスコアー、268・31を出して優勝している。


村上も国内大会とは言え、重圧のかかる全日本選手権でおお大の200点越え(202・52)。


こういうレベルの選手が、代表選考では三番手だったのである。そんな国はほかにはない。


バンクーバー五輪の時、日本男子が銅、7位、8位。女子は銀、5位、8位だった。


今回はこれを上回る成績になることがきわめて高い。どの位の成績が期待できるのか?そもそも、フィギュアスケートの五輪メダリストはどのような実績を持つ選手がなっているのか。


GPシリーズの成績と、五輪の成績にはどのような相関関係があるのか。こういった点について検討してみたい。


過去2大会から言えることは、GPシリーズ、GPファイナルの順位と五輪における順位とはそれほど一致していないと言う事だ。


どの選手もGPシリーズは最大で2試合しか出場できない。

その2試合とGPファイナル、合計3試合にすべて優勝して、しかも五輪で金メダルを取った選手と言うのは、バンクーバー五輪のキム・ヨナだけだ。


06年トリノ五輪の荒川静香は、GPシリーズの順位が2試合とも3位だったため、GPファイナルの出場権が獲れなかった。


トリノ五輪の金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)はロシア開催以外のGPシリーズに出場しなかったため、GPファイナルにも出ていない。


彼の場合は実力的にずば抜けていたから、出場していればGPファイナルも勝った可能性は高い。


それでも彼が、金メダルを獲る前に、GPファイナルでの実績を必要としなかった事実に変わりはない。


GPファイナルでの優勝は金メダルの必要条件ではないと言う事だ。


GPファイナルと五輪の成績があまり比例していない理由として考えられるのは、GPSとGPFは10月から12月、五輪は2月と、2か月ほど間があいているということだ。


GPFでいい成績を残しても、その調子をそのまま2か月も維持出来るとは限らない。


逆に12月までいい演技ができなかった選手は、練習をやりなおして、五輪までにピークを持って行く、それだけの時間的な余裕があると言う事だ。


今季GPFで優勝している羽生結弦も決して油断できない。


一方、優勝した後全日本選手権で3位に終わった浅田には、もう一度仕上げなおす時間がある。時間をうまく活用して、悔いのない演技をしてほしい。





記事の内容は同じなのですが、この記事にあった画像の大ちゃんががかわいくてまたUPさせていただきました~(^^;)

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(こちらももう一度お借りしました )





内容同じですみませーーーん(^^;)