だいすけの"折れない"ブログ -44ページ目

だいすけの"折れない"ブログ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

5月にお亡くなりになった顧問先の社長の相続税の申告に向け、ご自宅で奥様と打合せをしていたときのことです。

 

相続財産の内容と遺産分割の方針を確認し、各相続人の負担する相続税の説明まで終えた頃

 

 

ガチャ

 

 

突然、居間の扉が開きました。

 

 

「うわっ!!」

 

 

そこには亡くなったはずの社長が立っていました。

 

 

「えっ、社長!?」

 

思わず2秒ほど固まってしまいました。 

 

突然のことで奥様も驚いていましたが、すぐに

 

 

「お勝手からじゃなく、ちゃんと玄関から入ってきてくださいよ。

 

 

(社長の弟)さん」

 

 

そう、この方は亡くなった社長の弟さんでした。

 

以前にも何度かお会いしており、当時はそこまでそっくりとは思いませんでしたが、少しお会いしないうちに、だいぶ社長に似てきていらっしゃいました。

 

聞けば、生前に故人から、自分の亡き後、家族や社員の相談相手になってくれと託されており、この日も隣接する会社の様子を見てきたのだそうです。

 

てっきり高橋の働きに意見するために、化けて出てきたのかと思ってしまいました。
(生前の社長を知る人なら皆さん口を揃えて言うそんな方でした。)

 

「HOPさんがいなかったら今頃どうなっているかわからない。新社長や従業員だって路頭に迷っていたかもしれない。HOPさんに面倒見てもらえてよかった。」

 

弟さんの言葉でしたが、亡くなった社長から言われているようで、ウルッときてしまいました。

 

 

在りし日の 説教今も 我の糧

大々豆

 


-HOPグループ-
税理士、社労士、司法書士、行政書士が集い、中小企業のかかりつけ医として、起業から事業承継、相続対策など幅広くサービスを提供します。