前回の続きになります。
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ある日、彼女に対して親しみを込めて、
「鎌ちゃん」
と呼んでみました。
そう、鎌ちゃんの名付け親は高橋だったんですね(笑)
そのときの彼女のリアクションは、
空耳か?
というような不思議そうな表情で、こちらを見ていました。
口は開いていたと思います。
(彼女をご存知の方でしたら、容易に想像がつくでしょうね。)
そのことが転機になったかどうかはわかりませんが、
それから、鎌ちゃんは持ち前の明るさと、物怖じしない性格から、
HOPの庶務にとどまらず、HOP主催のイベントの仕切りから、HOPの所在する人形町町会の行事までこなすようになり、
ときに、お願いしづらいことも進んで引き受けてくれて、高橋も幾度となく助けられました。
<町会主催の納涼大会での1コマ>
HOPが今の人形町オフィスに移転する際、
新しいオフィスでは、より多くの方にHOPに来てもらい、HOPの空気を感じてほしい
という代表の意向から、ミーティングルームを大小合わせて3つ設置することになりました。
当初は、
そんなに来社があるのか?
お越しいただいても、対応しきれるのか?
という不安もありましたが、
いざふたを開けてみれば、
鎌ちゃんを中心に、お越しいただいたお客様に心からのおもてなしを提供し、
また来たいと思える環境をHOP全体で作り上げていったことで、
お客様より、
「居心地のよいカフェにいるみたい。」
「至れり尽くせりですね。」
「受付の女性の対応が素晴らしい。」
と、嬉しい言葉をたくさん頂きました。
この時期にHOPのおもてなしレベルは飛躍的に向上し、
「ホスピタリティーのHOP」として、世の中に認知されるようになりました。
そして、彼女自身も「HOPの鎌ちゃん」というポジションを確固たるものとしたのでした。
そんな日常がこの先もずっと続く、誰もがそう思っていました。
(つづく)
-HOPグループ-
税理士、社労士、司法書士、行政書士が集い、中小企業のかかりつけ医として、起業から事業承継、相続対策など幅広くサービスを提供します。
