混だ電車 | ガソリンきのこ

混だ電車

久々に乗った電車が大変混んでいました。
混んでいる、と思って考えてみると「混」は音読みでも「コン」です。
ああ、「混(コン)でいる」で「混んでいる」だな、と考えました。
だからどうということもない、と思いましたが敢えて調べました。

大辞林では「混む」の項目は見つかりませんでした。
説明文から検索すると出てきました、「込む 」。

 こ・む 1 【込む】

 (動マ五[四])
 (1)(「混む」とも書く)人・物などがその場所いっぱいに集まる。混雑する。
 ⇔すく
 「ラッシュアワーで電車が―・む」「枝の―・んだ所を切る」「道路が―・む」
(以下略)

同じ三省堂の漢字辞典には「混」の音訓に「こ-む」とあるのですが。
駄目ですか。
一方、広辞苑には「込む・混む」と両方で見出しがありました。

どちらかというと「混雑する」の意味で使われる場合には
「混む」の表記が一般的、という感じがします。
思えば「込む」なんて「落ち込む」「差し込む」「入り込む」等の
複合動詞でしか目にしません。
Googleに「電車が混んで」「電車が込んで」を尋ねました。

電車が混んで の検索結果 約 14,800 件
電車が込んで の検索結果 約 243 件


「込む」はやはり少数派です。
ところで「電車が込んで」で検索して一番上に出ました。

電車が込んで
[緩螺絲のあおいひかり]

なるほど、確かに「込む」の方が意味としては正しい気がしてきます。
むしろ「混む」の表記がとても悪いように思えてきました。
音読みがコンだから、という理由だけで「こむ」の項にこっそり居るのです。
それはずるいと思います。
(あくまでも「そう思えてきた」だけです。)

「込」と「混」をどう使い分けるかは、まだ決めないことにします。