今回検討されているミサイル攻撃について米当局者らは、政権打倒ではなく化学兵器使用への“懲罰”を目的としたもので、作戦はごく短期間なものになるとの見通しを示している。。政権側がイスラエルを直接攻撃する可能性は現時点では低いとみられるものの、イスラエルは28日、防空システム「アイアンドーム」をシリア境界近くに配備するなど事態悪化への備えを進めている。 アラブ諸国では、米国を後ろ盾とするイスラエルを嫌悪する世論が根強い。 【カイロ=大内清】米国などがシリアへのミサイル攻撃を検討する中、隣接するイスラエルでは、シリアのアサド政権が攻撃への“報復”として周辺国への危機拡散を図れば、シリア内戦に巻き込まれることになりかねないとの警戒感が強まっている
現地メディアによると、イスラエル政府はこの日、予備役の一部招集も承認。1991年の湾岸戦争では多国籍軍の攻撃RMTを受けるイラクが、自国の戦争を「アラブの敵との戦い」に結びつけようとイスラエルにミサイルを発射、戦争拡大を恐れる米国の働きかけでイスラエルが反撃を自制した。政権側としては、自らを追い詰めることとなる米国との全面対立は避けたいのが本音だけに、イスラエルへの直接攻撃に踏み切る可能性は低いとの見方が強い。ネタニヤフ首相は、防衛態勢の見直しは必要ないとしつつも、「あらゆるシナリオに備えている」と述べた
関連トピック記事: