こんにちは、ディシャです。
コツコツとインド占星術の勉強と鑑定を続けています。
占星術を通して、改めて宇宙の神秘を感じる今日この頃です。
インド占星術とは別に最近は通勤中にイヤホンで『英語の聞き流し』をしています。
日々、英語から遠ざかりつつあるので、英語力劣化防止のために・・・。
今はほとんど毎夜、英語によるスピーチをライヴで聞いているのですが、知らない単語が出てくると集中力が途切れて眠くなってしまうんですよね・・。
それを防止するために、ちょっと努力をしてみようかと。
私の場合、「こうありたい」という自分の気持ちに対して、ちょっとの努力でどうにかなりそうなことは、真摯に取り組むタイプらしいんです。
努力をするに当たっては、出生図の木星と火星の強さ、ナヴァムシャにみる土星の強さも役に立ってると思います。
その、「こうありたい」という内容が、エリック・クラプトンのアルバム収集とか、かつてはトルストイをたくさん読むとか、世俗的に成功したいという内容ではなくて、オタッキーな、他の人から見たらどうでも良いことばかりだったのが残念ですけれど、今もその影響かどうか、マイナーなインド系の占い師などをしている次第です。
そのインドは今、皆様もご存知の通りコロナ感染が広がり、悲惨極まりないとのニュースを連日見聞きします。
私も非力ながら、出来る範囲でドネーションをさせて頂いているところです。
ネットで、インドの聖者と言われる方のおひとりが自ら病院建設を急いだり、政府に資金提供をしているという記事を読んだのですが、余りにもインドの厳しい状況とそれをどうにかしようとあらゆる手段を講じて居る人々の姿に、つい涙がこぼれました。
インドばかりではなく、世界の一日も早いコロナの収束と経済回復を願うばかりです。
ところで、お待たせしました、タイトルに書いた「土星を味方につける」についてです。
この件について、私の日頃の鑑定経験から思うところを書いてみたいと思います。
前回は、カルマが現象化するときはどういうことが起こっているのかというのを、一つの例をあげて書いてみました。
前回の記事はこちらからリンクします↓
簡単にまとめると、ある事柄が起きる時、それにまつわる象意を持つ惑星や星座、ハウス、そして災いを起こす凶星が何重にも関連し合い、ダシャーもその事柄を象意する惑星の周期になるタイミングで現象化するということ。
現象化はダシャーが決め手です。
ダシャーから未来を見ようとする時、自分のダシャーの行く末に凶星が巡ってくる場合は、ホロスコープのどこにその惑星が関わるか、支配、在住、アスペクトなど全部を検証します。
また、その凶星は機能的吉星化するかどうか。
ヨーガカラカになるかどうか。
なる場合は、運気が厳しい中でも良い思いをする部分もあるはずです。
特に土星が関わる場合。
土星はその人に厳しい体験をさせる惑星ですが、それもその人の人としての向上を図り、「真実」を気づかせるためのようです。
試練を与えて魂レベルでの向上と「悟り」を促すことを仕向ける形らしいです。
そして、それがその方の今世でやるべき事の表れだろうと、思います。
私のお客様の中でもダシャーに土星が回ってきて苦しんでいらっしゃる方は多いです。
それが結婚したい時や仕事に頑張りたい時なら尚更です。
土星がアンタルダシャーでも良くないですが、マハーダシャーに来てしまうと土星期は19年間ですから、長いです。
ここで考えたいことは、土星は確かに厳しい惑星だと思いますけど、味方にすれば、こんなに頼もしい存在はないかもしれないということ。
土星が送り出してくる試練への対処は、避けたり逃げたりするのではなく、辛い体験が待っていたとしてもそれを受け取めることが、土星への対処法だと私は思います。
なぜなら、その状況では、流れに逆らって無理に上に登ろうとしても、そもそも上には上がれない波動が満ちている状態なので難しいからです。
そこに気が付かずに無理に努力をして苦しみ、欲望や怒り、嫉妬などというその人自身の運を悪くするエネルギーを自ら発したり、または外から取り込んだしてますます運を悪くするよりは、あっけらかんと開き直ってお過ごしになった方がどんなにか前向きではないかと。
そんなことを言っても、カルマを受け止めている時は、非常に辛いですよね。
そんな時は、ご自身を癒す方法を取ることをお勧めします。
お酒やギャンブルはダメですけれど。
それに、ストレスから周りの人を故意に傷つけたり、他人に余計なちょっかいを出してもいけないです。
他人を意識をしている間は、自分のカルマの浄化は出来ないと思うんです。
ちょっかいを出せば、その行為がご自身の悪いカルマになっちゃいますし、自分を見つめる機会を土星に与えられている時期ですから、個人的に気になる先駆者がいたとしても無関心でおりましょう。
土星は、後で必ずその人のために動きます。
苦しい時に体験したことが、役に立つ日が来ます。
役に立つと言っても、ほんの些細なことかもしれませんが、自らの体験や知識に助けられることもあります。
私自身も、かなり以前に体験したことが、今になって役に立ったということが何回か、あります。
土星が仕組んだことなのかどうか、面倒な仕事をすることになった時、やるからには頑張ろうと真面目に取り組んだ結果、その仕事では他の誰よりも優れた結果を出すことが出来たこともありました。
ごくたまに、土星期に大きな成功を果たす人がいます。
私の知り合いにもおります。
吉星化している土星であったり、その他関わるハウスが良いとビジネスも上手く行くのでしょう。
土星の力は嫌な事ばかりに関わる訳ではないということですね。
その人自身が土星期の苦しさの中で、物凄く頑張った結果ということもあるでしょう。
さて、吉星化しない土星の場合は、他に良い象意を持つ惑星やハウスはないかとホロスコープを検証します。
ある一方で運が無くても、もう片方で良い運があれば、まだ良い方だと思います。
良い方の事柄を生かせるなら、人生での喜びも増えるのでは・・・
もう片方の良い運を見つけるお手伝いを致しますよ。